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何もないところでつまづくことが増えたという人は、大腰筋が衰えているかもしれません。転倒予防に大腰筋を筋トレしましょう。最適な筋トレは、なんと相撲の四股踏み。力士がせっせと四股を踏むのは、じつは大腰筋を鍛えているのです。大腰筋の筋トレになる正しい四股踏みのやり方を紹介します。
相撲の四股踏みは立ち合いの前のただの儀礼ではありません。相撲の立派なトレーニングになります。このため、四股踏みを正しい姿勢で行えば、年齢に関係なく手軽に筋トレができるというわけ。とくに鍛えられるのが、股関節まわりのインナーマッスルである大腰筋です。
そこで、四股踏みで大腰筋を筋トレする方法を紹介しましょう。まずは四股踏みのための基本姿勢である腰割りのやり方から。両脚を肩幅より広く開き、つま先を外側へ向けて立ってください。肩は力を抜いて上体をリラックスさせます。
この体勢で両手を足の付け根に置いたら、上体をまっすぐ保ったままゆっくり腰を下ろすのです。背すじはしっかり伸ばしたまま。気持ちがいいと思うところで止めたら、元の姿勢に戻ります。これを5回繰り返すのです。
腰割りができたら、いよいよ四股踏み。四股は腰割りの基本姿勢からスタートです。腰を落とした腰割りの姿勢を崩さないように、床を蹴らずに片足を上げていきます。ひざから足を上げていくイメージです。
股関節まわりの大腰筋を意識して、太ももには力を入れないようにゆっくり上げます。上体の軸をまっすぐ保ったまま体全体を傾けてください。軸足はなるべくまっすぐに伸ばしましょう。
四股踏みは左右5回ずつ。足を下ろすときはお腹に力を入れて、足先からストンと落とします。2週間も毎日続けられれば大腰筋が筋トレされて、ふだんのウォーキングでも足が上がりやすいことが実感できるでしょう。
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