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激しい運動などしなくても簡単に消費カロリーをアップする方法があります。それがドローインしながらのウォーキングです。ふだんの通勤時にちょっとお腹をへこませながら歩くだけで、消費カロリーが40%もアップします。ドローインしながら歩く方法を詳しく見ていきましょう。
ドローインは立ったままできる腹筋エクササイズ。ドローインは頭頂部を糸で吊られるように背すじを伸ばした姿勢で、大きく息を吐きながらお腹をへこませます。そして、そのまま呼吸を続けながら、へこませたお腹をキープするのです。
そして、ドローインに慣れてきたらトライしてほしいのが、ドローインしたまま歩くこと。上半身のよい姿勢を保ったまま、後ろ足で腰を押すようにしてドローインをキープして歩きます。
ポイントは、太ももの付け根の伸びを意識すること。ここが伸びる間隔があるということは、上半身がまっすぐに保たれていることを示しているからです。あまり腕を振らずに上体がブレないように注意しましょう。
実際にやってみると、立ったまま行うドローインよりもお腹にかかる負荷が上がっていることが実感できるはず。最初のうちは10歩ほど歩くだけで、ドローインが続けられなくなるほどです。
それもそのはず、ドローインをしながら歩くと、消費カロリーが通常の歩行から40%もアップしています。体重65kgの人が時速4kmほどで1時間歩いたときの消費カロリーは約220kcalです。
これをドローインしながら行えば308kcalになるということ。プラスになった88kcalはおにぎり半分に相当します。けっして激しい運動ではありませんが、ドローインしながらの歩行はよいエクササイズになるのです。
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