いわゆるぽっこりお腹の原因は内臓脂肪に原因があります。また、見ためはスリムに見えてもお腹だけぽっこりと出る「隠れ肥満」もやはり内臓脂肪が原因。ただし、内臓脂肪が付いてしまった理由はさまざまです。内臓脂肪によってぽっこりお腹となってしまう理由を見ていきましょう。



内臓脂肪は付きやすく落ちやすい


もともと筋肉の少ない華奢な体型の人、短期的に過食になるとお腹はたちまち内臓脂肪たっぷりになります。内臓脂肪は普通預金にたとえられるように、付きやすく落ちやすいのが特徴です。


一方、もともと太りにくい体質の人も内臓脂肪には要注意。太りにくい体質の人というのは、脂肪を燃やす能力が高いという特徴があります。しかし、運動をしないでいると筋肉が落ちて、脂肪が付いてしまうのです。


しかし、普通の人より脂肪が燃えやすい体質のため、全体的にでっぷりとする肥満体にはなりません。付きやすく落ちやすい内臓脂肪が、お腹まわりに集中的に付いてしまいます。


内臓脂肪が冷たいドリンクで付く


そして近年、注目されている内臓脂肪が付いてしまう理由が冷たいドリンクです。近ごろのドリンク類はコンビニや自動販売機でしっかり冷えているのが一般的。缶コーヒーや清涼飲料水をよく飲む人は、知らないうちに胃を中心に腹部を冷やしている可能性があるのです。


お腹が冷えれば、体は脂肪を増やして冷えた胃を守ろうとします。そのときに付くのはやはり内臓脂肪。こうしてぽっこりお腹が出てくるというわけです。


また、お腹が冷えれば血管も収縮して血流が悪化。周辺の代謝を低下させるために、内臓脂肪も燃えにくくなります。こうした腹部肥満を、コールドドリンク症候群と呼ぶこともあるほどです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 内臓脂肪によって隠れ肥満になる理由いろいろ