骨盤体操でスポーツパフォーマンスがアップする

体幹を支持する体の中心軸となる骨盤と背骨まわりは、外から見えないだけに意識しにくい部分。手足のようには自在に動かすことは難しいでしょう。そこで、おすすめが「骨盤体操」。背骨と骨盤まわりがスムーズに動くようになって、スポーツパフォーマンスがアップします。

骨盤体操は骨盤と背骨まわりのドリル

骨盤と背骨まわりがスムーズに動かせないと、背骨まわりが凝り固まって、腰や背骨に拾うが溜まりやすくなります。下半身のパワーを上半身に伝える体幹の機能をフルに活用できません。

そこで、骨盤と背骨まわりをスムーズに動かせるようにするのが「骨盤体操」です。骨盤体操は体幹の筋肉を鍛えるトレーニングというよりは、骨盤と背骨まわりをスムーズに動かすためのドリルのようなものです。

背骨と骨盤まわりがスムーズに動かせるようになると、スポーツのパフォーマンスがアップ。全身の動きがスムーズになると同時に、運動後の疲労感やふだんの体調がよくなります。

骨盤体操は肩幅に足を開いて立った状態でひざを少しゆるめ、骨盤を前後左右や回すなどの動作を行うもの。骨盤体操は腰に手を当てると、骨盤の動きを意識しやすくなります。

骨盤体操は、大腰筋を意識するなどといわれることもありますが、実際は動きを難解なものにしがちです。シンプルに考えて、お尻を動かす意識で前後左右や回る動きをするとよいでしょう。

骨盤体操の効果は、筋肉の目を覚ますと表現されることもあります。これはふだんあまり動かせていないところを使えるようにすること。骨盤体操は、骨盤と背骨まわりのインナーマッスルを活性化してくれるのです。

情報提供元：インナーマッスル