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ウエスト引き締めには、腹筋運動をやっても効果がありません。腹筋運動で鍛えられるのは、おもにお腹の前面にある腹直筋。ウエストを引き締めるためにはあまり効果がないのです。
ウエスト引き締めは、腹横筋にプラスして腹斜筋を鍛える必要があります。こられの筋肉がシェイプされることで、ウエストにもくびれができるというわけ。鍛えれば基礎代謝も上がるため、ウエストの引き締め効果が高まるのです。
さらに、腹横筋と腹斜筋は腹部のコルセットとして胃や腸などの内臓の位置を保持します。内臓下垂によってお腹まわりが太くなっている状態のウエストを、内側から引き締めてくれるわけです。
ウエスト引き締めに効く腹横筋と腹斜筋の筋トレを紹介しましょう。まずは腹横筋の強化法から。仰向けになってひざを立てたら、ひざに手を伸ばして上体を持ち上げたら準備完了です。
この腹筋を曲げた姿勢のまま、後ろに倒れます。両足はお腹の筋肉で持ち上げて姿勢を維持するのがポイントです。ゆりかごのような前後の動きを、10回繰り返してください。
腹斜筋の強化法も床に仰向けになって行います。大の字になったら対角線のひざとひじを付けるように、脚と上半身を持ち上げるのです。5秒キープしたら、反対側の膝とひじでまた5秒キープ。これを10回繰り返してください。