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腹筋を鍛えるといっても、全身の筋肉もバランスよく鍛えなければなりません。そのためには、腹筋を鍛える筋トレを含めて6~10種類ほどのメニューが必要にです。そして、どの順番で腹筋を鍛えるかによって効果は大きく変わってきます。
筋トレのメニューとしては、腕立て伏せなどの上半身メニューと、腹筋を鍛えるなどの体幹メニュー、スクワットなどの下半身メニューに分けられるでしょう。そして、もっとも効率が高いのが「下半身→上半身→体幹」という順番です。
この順番が効率がよいのは、筋肉の大きさと関係があります。下半身は筋肉がもっとも大きく、筋トレ中にはたくさんのエネルギーを必要とします。このため、エネルギーがもっとも身体に充足している最初に行うと効率がよいのです。
一方で体幹の腹筋や背筋は、正しい姿勢を維持するためにも働く筋肉になります。筋トレの上半身メニューでも下半身メニューでも、正しい姿勢をキープするために必要になるのです。
たとえば、腕立て伏せをする前に腹筋を鍛える筋トレをやってしまうと、お腹が落ちて正しいフォームの腕立て伏せができません。すると、筋トレの効果が出にくくなってしまいます。だからこそ、腹筋を鍛える筋トレは最後に行うのです。
エネルギーをたくさん使う下半身メニューは最初に行って、正しい姿勢を保つ体幹メニューは最後に行うとなれば、必然的に上半身メニューはそのあいだに挟まれることになります。これが腹筋を鍛える筋トレを一番最後にすべき理由です。