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基礎代謝量とは、人が生きていくために自動的に行われている活動エネルギー。じっとして呼吸しているだけで消費されていくものです。じつは、1日の消費エネルギーの60%を基礎代謝量が占めています。
生活活動代謝量といわれる、歩いたり走ったりなど生活する活動による消費エネルギーはせいぜい30%止まりです。残りの10%は、DTIとも呼ばれる食事誘導性体熱産出。ものを噛んで消化・吸収するためのエネルギーになります。
基礎代謝量の内訳を見てみると、もっともエネルギーを多く消費するのが筋肉で40%。このほか脳が20%、肝臓・腎臓・心臓で40%となっています。基礎代謝量は、ほとんどが筋肉によって消費されています。
これがダイエットで筋トレが推奨される理由。基礎代謝量のアップには筋肉を増やす筋トレが有効なのです。それでは、基礎代謝量アップにはどこの筋肉を鍛えれるのが効果的なのでしょう?
ダイエットというと腹筋を始める人が多いですが、じつは太もも・お尻・腰といった下半身には全身の60%の筋肉が集まっています。なかでも太ももは大きな筋肉が集まっている部位。なんと全身の40%の筋肉が集中しているのです。
つまり基礎代謝を上げるには、下半身の筋トレが効果的。なかでも太ももを中心に下半身を鍛えるスクワットなどが有効でしょう。下半身の筋トレで太ももの筋肉量が増えれば、基礎代謝アップで無理なく痩せられるのです。