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ゾンビ体操はいたってシンプル。かかとを浮かせて、つま先でその場で足踏みするだけです。その場で1分間足踏みしたら15秒休憩して、また1分間の足踏み。再び15秒休憩したら1分間足踏みします。
すなわちトータルで3分間、その場で足踏みすることになります。ただし、足踏みだけではゾンビ体操になりません。ゾンビ体操の核心は上半身の動きにあるのです。
子どもが嫌なことがあるときにする、イヤイヤというデンデン太鼓のような動き。体をねじって腕をブラブラと振る動きを、その場足踏みに加えるのです。いわば下半身が少し元気なゾンビといったところでしょう。
ここでジョギングは、歩くスピードの3倍くらいのエネルギーを使うといわれています。ゾンビ体操はその場で足踏みしているので、3分間の足踏みをジョギングに見立てれば、ウォーキングを10分間行ったことになるのです。
すなわち、ゾンビ体操を朝昼晩に3分間ずつ行うと、1日30分間歩いたのとほぼ同じ運動効果があるということ。ふだんからあまり運動していない人にとっては、かなりの運動量といえるでしょう。
そして、ゾンビ体操の最大の効果が血管の若返り。首や肩の筋肉がほぐれて、血液循環もよくなります。しかも、暑い夏や寒い冬に外に出なくても済むのも魅力。テレビを見ながら健康になれるのがゾンビ体操なのです。