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スクワットで動員される筋肉は、太もも前面の大腿四頭筋を筆頭に、お尻の大殿筋や太もも裏のハムストリングスになります。じつは大腿四頭筋は、人間の体の中でもっとも大きな筋肉です。
そして、大腿四頭筋の半分くらいのサイズになるのが大殿筋とハムストリングス。なお、大殿筋だけでなく中殿筋と小殿筋も合わせた「殿筋群」としたときは、大腿四頭筋に匹敵するサイズとなります。
このため、下半身の筋トレの中でもスクワットは、運動のボリュームも感覚的に疲労感も大きくなるのです。多くの人が「スクワットはきつい筋トレ」と思っているはず。それは大きな筋肉群をまとめて使うメニューだからです。
とはいえ、下半身の筋トレの中でも大きな筋肉群を鍛えるスクワットは、全身トータルの筋肉量を増やすことにつながります。筋トレで筋肉を大きくすると基礎代謝が増加。自然と太りにくい体質を手に入れることができるです。
また、大きな筋肉群を動員するスクワットは、筋肉の発達を促す成長ホルモンなどのホルモン分泌量を増やすいます。ホルモンは血流に乗って全身を巡りますから、筋トレしていないほかの筋肉にも筋肥大効果を及ぼすのです。
このため、スクワットはしんどいメニューですが、下半身の筋トレからは外せません。全身が太りにくくなるだけでなく、筋肉質にしてくれる効果が期待できるからです。