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お腹引き締めの基本は、まず消費エネルギーが摂取エネルギーを上回ること。そして、消費エネルギーを増やすには2つのアプローチがあります。1つは日々の活動量を増やすこと、もう1つが基礎代謝量を増やすことです。
日々の活動量を増やすのは、腹筋運動やジョギングなどトレーニングをすることで実現します。もちろん、筋トレや有酸素運動を毎日繰り返せば、活動量は増えて消費エネルギーもアップするでしょう。
しかし、筋トレや有酸素運動を毎日行うのは、普通に会社勤めや主婦業をこなす人にはほぼ不可能な話。日々の生活の中で、1日30分のトレーニング時間を定期的に確保できる人はほんの一握りです。
そこで登場するのが、消費エネルギーを上げるためにアプローチすべきもう1つの選択肢である基礎代謝です。基礎代謝とは、何も活動しなくても消費されるエネルギーになります。
人間は、体温維持や消化活動など、じっとしているだけでエネルギーを消費しているもの。じつは1日の総消費エネルギーの70%を占めています。そのエネルギー消費でもっとも多いのが40%を占める筋肉です。
基礎代謝量を増やすなら、この筋肉の量を増やすことが近道。筋トレで筋肉が増えれば基礎代謝量が増えて、日々の消費エネルギーが増加するのです。そして、全身の筋肉のうち60%以上が下半身にあります。だからこそ、お腹引き締めには下半身を鍛えるのが近道なのです。