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魚と一言でいっても、その種類は非常に豊富です。「牛・豚・鶏・羊…」といった具合に、ざっと列挙することができる食用の肉類とは対照的ともいえるでしょう。
一方、魚の種類を挙げようとするとキリがありません。加えて魚介類ともなれば、貝類やエビ・カニの甲殻類、いか・たこの軟体類を含みます。見た目などからは、赤身魚・白身魚・青魚・淡水魚に分けることも可能です。
ここで代表的な筋トレの食事メニューとして挙げられるのがささ身。低脂質高タンパク質な食材の代表選手です。大量のささ身をいかに飽きずに食べられるかが、筋トレダイエットの成否の鍵を握っているともいえるでしょう。
じつは、ささ身に引けをとらないすぐれた食材が魚介類には豊富。赤身魚や白身魚、貝類やいか・たこが低脂質高たんぱく質の食材になります。これだけで筋トレの食事メニューの幅がグッと広がるはずです。
肉ではなく魚だからこそできる役割もあります。脂質の供給源は植物油、肉の脂、乳製品の脂肪、魚の脂などがありますが、どの種類であっても1gあたりのエネルギー量は9kcalで変わりません。
しかし、食品により脂質を構成している成分が異なります。肉や乳製品の脂質の過剰摂取は、インスリン抵抗性や悪玉コレステロール、動脈硬化のリスクを増加。一方の魚の脂は、インスリン抵抗性を改善するのです。