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夏場にウナギを食べるのもおすすめです。ウナギは奈良時代から「食べる薬」といわれた夏バテ予防食。ビタミンAをはじめとする各種ビタミンはもちろん、DHAやEPAといった良質の脂を多く含みます。内臓疲労の予防に効果的です。
夏場バテ予防にウナギを食べるとき、ウナギの肝を食べることを忘れてはいけません。ウナギの肝にはビタミンAが身の2倍も含まれているからです。内臓の粘膜を強化してくれるため、内臓疲労を予防することができます。
ウナギの身を食べるときは、夏場バテ予防なら白焼きにしましょう。関東の蒲焼ではウナギの身を蒸しますが、白焼きは蒸しません。このため、良質の脂などの栄養が多く残っている可能性が高いのです。
ウナギの脂には血流をよくして疲労回復に役立つビタミンEのほかミネラルも多く、夏バテ予防に効果を発揮してくれます。ただし、白焼きはウナギの風味がダイレクトに味わえるぶん、脂身が多くなってしまうのが難点です。
脂身は胃腸に負担をかけてしまいます。夏バテ予防の食べ物で胃腸に重かったら、元も子もありません。そんなときは山椒を使うのが正解。ウナギの白焼きに山椒をふることで、胃もたれせずに食べることができます。
脂を多く含む料理を食べるときには、山椒を足すのがおすすめ。ウナギの白焼きに山椒をかけると、脂がスムーズに消化されます。胃腸の負担を軽くして、内臓疲労の防ぐため夏バテ予防になるわけです。