足の裏の筋肉が衰えてくると足底腱膜炎になる可能性が高くなります。足底腱膜炎はかかとの骨にトゲができる病気。激しいかかとの痛みを伴います。そこで、まずは足の裏の筋肉が衰えているかを見極める方法を紹介しましょう。あわせて足の裏の筋肉を鍛える方法も紹介します。



足の裏の筋肉が衰えているかの見極め


まず足の裏の筋肉が衰えているかを見極めるために、足の指でジャンケンをしてみましょう。グーとパーができないようだと、かなり足の裏の筋肉が弱っていると考えられます。


そんな足の裏の筋肉を鍛えるなら、タオルギャザーが簡単です。床に引いたタオルなどを足の指でじゃばらに畳んでいきます。椅子に座った状態でやるのがよいでしょう。


このとき、ひざを伸ばしてなるべく遠くでタオルギャザーをやると、より足の裏を鍛えることができるのです。足を伸ばすとふくらはぎの筋肉が使えないため、より足の裏の筋肉に効かせることができます。


足の裏を意識的に鍛える必要がある


足の裏の筋トレは、足が疲れやすい人は1日20回ほど。慣れてきたら1日50回を目安に取り組みます。それではなぜ、足の裏の筋肉が衰えてくると、足底腱膜炎を引き起こすのでしょうか。


足の指を動かす足の裏の筋肉は、足底腱膜と足の骨との間にあります。この筋肉は足のアーチを支える重要な役目も担っています。ここで足裏の筋肉が弱ってくると、足底腱膜に負担をかけることになるのです。


もともと日本人は畳など低い位置から立ち上がることが多い和式の生活を営んでいました。足の裏の筋肉をよく使う環境だったというわけ。このため、現代人は足の裏を意識的に鍛える必要があるのです。


情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 足の裏の筋トレはひざを伸ばしたタオルギャザー