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加齢や運動不足によって筋肉が減少してくると、お腹や背中に脂肪が付き始めて、仙骨の位置がズレていきます。仙骨の位置が前や後ろ、横などにズレると、腰痛や冷え性やなどさまざまな健康トラブルを引き起こすのです。
そんな仙骨のズレは、靴底をチェックすることでわかります。両方の靴底のつま先だけがすり減っているなら、仙骨が前にずれているということ。痩せ気味で、慢性的な肩こりがある人によく見られます。
両方の靴のかかとの内側がすり減っているなら、仙骨が後ろにズレているということ。お腹が出ていたり太っている人に多く見られます。胸郭が慢性的に開いているため、内臓脂肪が付きやすいタイプです。
仙骨が前にズレていると、上体が前かがみになりがち。逆に後ろにズレていると、重心が後ろに気味になります。骨盤を直立させることを意識することで、仙骨の位置を修整していきましょう。
仙骨は前後だけでなく、左右にズレることもあります。左だけ靴のかかとの外側がすり減っていたり、右だけ靴のつま先がすり減っていたら、仙骨が左側に開いているということ。逆であれば、仙骨が右側に開いています。
仙骨が左側に開いているということは、右肩が前に出ているということ。逆に右側に開いていると左肩が前に出ています。立つときに左右の足どちらかに重心をかけず、バランスよく立つように心がけましょう。