伊豆熱川…今回紹介するのは、近年爆発的な人気を誇る「熱海」ではなく「熱川」。熱海から電車で伊豆半島を1時間ほど南下すると到着する温泉櫓(おんせんやぐら)から湯煙が立ち上る幻想的な温泉地です。そんな伊豆熱川温泉の高台に位置し、海と温泉街を一望できる熱川プリンスホテルはリピート客が多いホテルとして話題。その魅力は何と言っても海・空・風と一体になってリラックスできること!早速、レポートしていきます。

お部屋からの絶景で海・空・風と一体になる


今回宿泊したのは、客室最上階5FのプレミアムエリアQoomo(くーも)。お部屋に案内されたらまずテラスに出ていただきたい。面積当たりの温泉櫓数が日本一の熱川温泉の街並みと空と海、水平線に浮かぶ雲の流れを独り占め!

テラスにはソファが設置されているので座ってのんびりするだけで海・空・風と一体となり日頃の疲れが吹き飛びます。


室内には女の子の憧れ、天蓋付きデイベッド・キャビンが置かれており、非日常の空間に心が躍ります。


ベッドは広々セミダブルサイズで広々快適です。もちろんぐっすり眠れましたよ。


ウェルカムドリンク&フードは、美しいエメラルドグリーンで渋みが少なく甘みとうまみが際立つ「煎茶 あさつゆ」に「ネスプレッソ コーヒー」、「間瀬の和菓子 逢初」。

その他、ミネラルウォーターとスパークリングウォーターが冷蔵庫にスタンバイで至れり尽せり。


タオルと着替えを入れてお風呂に、お財布と鍵を入れてお土産ショッピングに便利な湯浴みかごに、Qoomo限定パッケージのアメニティセットや和柄の鍵ポーチまでそろいます。

浴衣&帯は自分の好きな柄をえらべます。筆者はピンク地に花火の華やかな浴衣をチョイス。お友達やパートナー、ご家族と選び合うのも楽しいひと時です。

温泉で海・空・風と一体になる


熱川プリンスホテルの魅力と言えばやはり温泉。個性豊かな12もの湯船「海色」・「空色」、貸切風呂は檜の「月明り」・陶器の「星明り」、さらに空と海との一体感が味わえる屋上天空露天風呂「薫風」を有します。


「薫風」は、湯船に入るとまるで空と海と一体となり、宙に浮いているような浮遊感が味わえます。この自然との一体感・浮遊感は、心も体も日頃の疲れから解放されたような気分を味わえ、一度体験するとやみつきになる心地良さです。

「薫風」のお隣には足湯スカイテラス「湯め凪」も。海抜80mの高台から望む伊豆諸島。日の出の神々しさ、青空に浮かぶ真っ白な雲、輝く星々、満月とムーンロード。季節ごとに時間ごとに移ろうパノラマビューが楽しめます。


湯上がりにはスカイテラスのソファでのんびり過ごすのもおすすめです。

「魅+」(みたす)がコンセプトのお料理


静岡県産の食材を積極的に活用し、本県の農林水産業や食文化の振興に貢献している料理人「ふじのくに食の都づくり仕事人」である金子料理長が手掛けるお食事は、木のぬくもりあふれる和モダンなデザインが魅力のダイニング「季の杜」でいただきます。広々とした個室で季節の恵みと伊豆の幸を感じられるお料理で心も体も思い出もみたしましょう。


お夕食はオリジナルところてんジュース「ところポンチ」で乾杯からスタート。伊豆の特産「ニューサマーオレンジ」に色とりどりのところてんがかわいらしいドリンクです。



前菜は豪華2段重の「旬の祭り」。公魚のレモン煮、生湯葉、鰆の香り寿司、青豆のカステラ、桜海老真丈、蛤菜種焼、蛸桜煮、金目鯛蕗味噌、こごみ胡麻和え、牛肉八幡巻などが美しく提供されました。


スープは熱川プリンスホテルオリジナルのベジブロススープ。ベジブロスを鶏がら出汁と合わせた体にやさしいスープです。ピンクペッパーのピンク色と刺激がアクセント。


海の幸は、その日伊豆半島で捕れたお魚が並びます。この日は、蛍烏賊、鰆、カンパチ、金目鯛、真鯛、目鯛。醤油の他、塩やライムなどお好みの薬味で楽しみます。


ディナー主役はやはり金目鯛。伊豆と言えば金目鯛です。漁師さんから伝授された自家製のこっくりとした濃厚なタレでたいてあります。


お肉は、熱川ポーク。丁寧に下処理され至極やわらかい熱川ポークが地野菜を中心に炊き合わせてありました。さまざまな出汁から出る複合した味わいが魅力です。

お食事は、ご飯、赤出汁、香の物三種盛り、料理長の今日のご飯のお供。ご飯は国内産のコシヒカリで最後までおいしい。

デザートは、豆乳プリン(抹茶蜜)、メロン。甘いものは別腹でしっかり完食して、伊豆の海の幸、山の恵み、四季折々の味覚をバランスよく盛り込んだコースは終了です。

こちらのコースでも伊豆半島の魅力をたっぷり堪能できますが、伊勢海老、鮑の料理、上質な和牛料理まで盛り込んだワンランク上のコースもあるので特別な宿泊の際はぜひ奮発してどうぞ。


朝食は、健康的な食生活の合言葉「まごわやさしい」を大切にしたバランスの良い献立。釜炊きごはん、熱川プリンスホテルの源泉を使用した地野菜の温泉蒸し、具沢山の食べるお味噌汁などの心と体に優しい朝ごはんを満喫できましたよ。

リピート客多数に納得!熱川プリンスホテル


熱川プリンスホテル…リピート客が多いのに大納得!車でのお客さまが多いと聞きますが、伊豆熱川駅までマイクロバスでも送迎もあるので伊豆半島電車旅での宿泊にもおすすめです。

次の旅行は、熱川プリンスホテルで海・空・風と一体になってリラックスし、伊豆半島の味覚を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか?

【ホテル詳細】
熱川プリンスホテル

〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町熱川温泉
代表:0557-23-1234
予約:0120-120-707(9:00~19:00)

モデル:望月結衣

情報提供元: cocotte
記事名:「 【リピート客多数】熱川エリアの人気ホテル「熱川プリンスホテル」体験レポ