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バゲットにイチゴジャムを付けて、まずは瓶入り3種を食べ比べ。福岡県産の有名イチゴ「あまおう」を使ったジャムは濃厚な味わい。静岡県産の「紅ほっぺ」のジャムは甘味と酸味のバランスが良く、甘酸っぱさを堪能。佐賀県生まれの新しいブランド「いちごさん」のジャムは果肉感がたっぷり。
どれもイチゴの果肉感やつぶつぶ感が魅力で、あっという間に平らげてしまうのですが、食べ比べてみると味の違いが分かり、気づくと”イチゴジャム沼”にはまっています。これら瓶入り3種のジャムは明治屋ストアーおよび明治屋オンラインショップで販売しており、3種の味のチャート図まで用意されているのです。
そもそも日本のジャム産業の礎になった人物、長野県小諸市の塩川伊一郎氏がイチゴジャムを明治天皇に献上したのが1910年のこと。その翌年、明治屋は小諸市発祥の「御牧いちご」を使って、塩川氏と同じ製法で「M-Y」印のイチゴジャムを発売したという歴史を持ちます。
以来、110余年に渡って受け継がれてきた明治屋のいちごジャム作りのノウハウを結集させたのが、品種別の国産イチゴジャムシリーズ。さらに現在は、明治時代の「M-Yジャム」を再現した復刻版も販売。明治屋ストアーでのみ販売しています。明治屋 小売事業本部の佐藤健司氏は次のように説明します。
「当時のM-Yジャムはイチゴとザラメ糖のみを使って薪(まき)で炊き上げたものでした。今に比べるとずいぶんこってりした甘いジャムですが、甘いものがぜいたくだった時代にはむしろこれくらいの甘さが求められたようです。今回の復刻版には当時のレシピにレモン果汁を少しだけ加えて仕上げました」。
現代のジャムに一般的に使われているものは一切添加されていない、昔ながらの製法の貴重なジャム。前述の瓶詰めの国産イチゴジャム3種と食べ比べると、明らかに復刻版だけが世界観の違う昔懐かしい味。
ホームパーティでクラッカーやチーズにこれら4種のジャムを乗せて、味のバランス図を見ながらみんなで食べ比べをしたら、かなり盛り上がりました〜♪
さて、明治屋ストアーに行くと、さまざまな商品が並んでいますが、明治屋ストアーでしか購入できないストアー推奨のものと、他のスーパーでも購入できるものの見分け方を知っていますか?
明治屋ストアーの売り場では、レトルトのカレーやスープ、パスタソースなどの商品パッケージの上側中央にハウスマークロゴを見つけられます。このロゴマークは創業時の明治屋本店洋館社屋をモチーフにしたもので、「明治屋おすすめ」の意味で、明治屋ストアーでしか購入できない商品の証なのだそう。
魅力的な商品に目移りして、どれを選んだらいいか迷ったら、せっかく明治屋ストアーに来たのですから、ここでしか買えないハウスマークロゴ入りをセレクトしてみましょう。コーヒーやお菓子などさまざまな商品でこのロゴを発見できます。
さっそくハウスマークロゴ入りの「京橋カリー」でランチ。弾力のある牛肉がゴロゴロと入って、シャキシャキした食感のブナシメジがおいしい。レトルトとは思えないおいしさに驚きます。「ソテーオニオン、トマト、他にクミンシードでミルク感のある欧風の味付けにして、懐かしい味わいに仕上げた」(佐藤氏)のだとか。
他に文明開化の頃の昔懐かしい味わいシリーズでは、ウスターソースを使用した「横濱元町カリー」、山椒入りの「京都三條カリー」もおすすめ。「グリーンカレー」や定番の「ビーフカレー」も要チェック。ご当地カレーも充実していて、お土産にも人気。リモートワーク時の手早い自宅ランチなどに重宝しそう。
全国38店舗を展開している明治屋ストアー。イチゴジャムやレトルトカレーなど日本の食卓の豊かさを支えてきた明治屋の注目アイテムをぜひこの機会に試してみては?