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2) おもむろに女の子の靴を脱がす
3) 躊躇なくホテルの中へ靴を投げ込む
4) 「あ、靴が落ちた」と言う
5) ご来店
お姫様抱っこが出来ている時点でほぼOKなのですが、凄くアグレッシブだと思いました
ふ〜む……ラブホを眼前とした男女の駆け引きが生々しく伝わってくる、じつに秀逸なツイートばかりではないか。たしかに(コロナ以前なら)三連休だと中日はどこか遠出デートしたいし、最終日の夜は次の日の仕事に備えて夜更かしと“過激な運動”は避けたいところだし……。あと、「ファッションホテル」だの「ブティックホテル」だの……と、オシャレなネーミングも乱発しているが、ラブホはやっぱり「ラブホテル」──ホテル内に籠ってるヒトたちのほぼ100%が性交しているという、よくよく考えてみれば、かなり特殊な状況がかもし出す濃密なオーラがむんとただよう異様な建築物に「女性を誘う」のは、相当にハードルが高い行為だと、あらためて痛感する。
原則として「窓がない」ゆえに時間感覚が狂ってしまいがちなのは、ラブホの致命的な欠点ではあるけど、「夜のアミューズメントパーク」よろしくの性交のみに特化した毒々しい仕掛けが満載するラブホに、ときおり猛烈に行きたくなるのもまた事実だ。
私は、コンプラ的にもキャラ的にも前出の「エントランスに相手の靴を放り投げる」ような、ポップかつダイナミックな戦略で女子をラブホに誘うことはできない。せいぜいが「お願い! 絶対なにもしないから、入るのだけ付き合って!!」と土下座に近いかたちで頭(こうべ)を90度以上の角度で垂れ、さらには本当に「なにもできない」まま退出へと到るケースも多々あった。そして、そういった切迫したシチュエーションに出くわすケースも10年くらい、ご無沙汰だったりする。「ラブホに女子と入れる」どころか「ラブホに女子を誘える機会がある」だけでも、あなたはまだ十分恵まれてるのではなかろうか……と、私は断固指摘したい。あ〜! ラブホ行きて〜っ!!
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