温泉マイスター・山田ゴメスが独断でオススメする「とっておき温泉」【vol.1福島県(中編)】
つい先日、このcitrusにアップした温泉コラムの前編を
「福島にはじつのところ、ハード系のお湯だって、ちゃんとあったりするんです。その話は次回……ってことで(^ ^)/」
……なんて風に〆させていただきましたが、「ハード系のお湯」について語る前に、なぜ今回ボクがこうも福島の温泉をいくつも巡っているのか?──その理由に関して、少々触れておきますね。
タネを明かせば、福島県地域振興課が只今実施している『-ふくしま-テレワーク体験』に、取材を兼ねて申し込んでみたわけです。
詳細は福島県の公式ホームページに掲載されておりますが、簡単に説明すると、
「テレワーク&ワーケーションの聖地を目指す福島県が、実際に県内で滞在し、コワーキングなどでテレワークおよび生活環境を実体験する県外在住者に支援金を補助してくれる」
……といった概要で、とりあえずボクは「ふくしま "ちょこっと"体験コース」なる短期コース(※最長5泊6日まで。1年度に、のべ10泊まで利用可)をチョイスして4泊5日の旅へと……。だから温泉ばっか行ってたわけじゃなく、ちゃんと『co-ba KORIYAMA』(郡山市)というコワーキング・スペースで新しく入ってきた仕事の企画書を書いたり、宿泊した旅館やビジネスホテルで原稿を執筆したりリモートミーティングをしたり……もしていたんですよー。
あと、『co-ba KORIYAMA』近隣にある、まるでアンティークショップのような可愛らしい喫茶店『開成館』や、会津若松市のレトロなスポット「七日町通り」にあるお洒落な喫茶店『會津壹番館(あいづいちばんかん)』とかでランチを食しながら、どこぞの文豪みたく(?)やはり原稿を書いたり……と。どーです? エラいでしょ!? 補助金支援してもらってんだから、別にエラくはないか(笑)?
で、“体験取材”の晩ごはんは、福島県出身の、最近地元でとあるビジネスを始めた子にアテンドしてもらったんですが、連れて行かれたお店で出てきたのは「ソースカツ丼」に「唐揚げ定食」!
いや〜、むっちゃ美味しかったですよ!! 美味しかったんですけど、どっちも別に福島じゃなくてもよく見かけるメニューなのでは……? 「できれば、福島ならではの食材を味わいたかったなぁ」って……そんなニュアンスのクレームをやんわり入れたら、
「福島はとにかく米が自慢だから、丼ものや定食がそのまますべて名物になるんです!」
……と、淀みない答えが返ってきました! う〜ん……なかなかに深いお言葉であります!! おや? いつの間にか「福島にあるハード系のお湯」について書く文字数がなくなってしまいましたね。ってなわけで、その話は今度こそ次回……ってことで(^^;;
▶ そんな使い方だったのか!コーヒーの受け皿はなぜあるのか?
▶ 父の肩を揉む息子。年を追うごとに会話は悲痛なものになっていき…胸が熱くなる涙腺崩壊話3選
▶ 「一緒に病院に来てください!」早朝4時に来たインターホンの相手とは…恐ろしすぎる展開に身震いが止まらない