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スーパーやコンビニでは、毎シーズン新作お菓子が次々と登場しています。しかしその裏では、悲しくも消えていくお菓子もあるのです。今回は長年愛されていたはずなのに、いつの間にか販売中止になっていた大手製菓メーカーMeijiのお菓子を紹介します。
■【カール】/CMソングが有名ながらも東日本では終売
「それにつけてもおやつはカール」というキャッチフレーズや、パッケージやCMに登場しているマスコットキャラクター・カールおじさんで有名な「カール」。2017年9月から東日本では販売されておらず、発表当時は大きな話題になったので、記憶に残っている方も多いかもしれませんね。
Meijiのお菓子のなかでも不動の人気というイメージが強かっただけに驚きですが、最盛期の年間約190億円から約60億に売上が落ちるなど、陰ながら低迷していたようです。西日本では現在も販売されていますが、これは西日本での売上が好調だったというわけではなく、四国の工場以外の生産を中止したからとのこと。歴史あるカールを残すために、地域限定で販売するという結論に至ったのだそうです…。
■【ピックアップ】/不思議な口当たりが魅力のスナック
1970年に生まれて長く愛されていた「ピックアップ」も、2017年8月に生産の終了を発表し、47年の歴史に幕を下ろしました。先述のカールの西日本限定販売化に続くピックアップの生産終了は、スナック菓子好きにとってはつらい出来事でしたよね…。
ファミリーマートのプライベートブランドからも販売されていましたが、こちらも既に終売。不思議な口どけやサクサクの食感が特徴的な、唯一無二のお菓子だと思っていたので非常に残念です。
■【ひもQ】/2つの味が楽しめるなが~いひも状のグミ
コーラとソーダやマスカットとグレープなど、2種類の味が1本で楽しめる、長いひも状のグミである「ひもQ」。1993年の発売当初はひもQという名前でしたが、最終的に126cmもの長さを誇る「超ひもQ」とその名を変えて親しまれていました。子どもの頃に体に巻きつけてみたり、縄跳びにしたりして遊んでいた方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなひもQも2019年7月で生産を終了しています。その理由は、製造するための設備が老朽化してしまったからとのこと。悲しいことですが、言われてみればひもQは専用の特殊な機械を使っていそうなイメージがありますし、コストを考えると修理も難しいのかもしれません。
――今回挙げたお菓子は、誰もが知っているような人気商品ばかり。もう食べられないとわかると、無性に食べたくなるのが悔しいですね…!