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今夏に公開予定の映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。ガンダムシリーズについて知っていても、タイトルの「ハサウェイ」が誰なのかわからないという方も少なくないはず。そこで今回は、新作の主人公であるハサウェイについて紹介していきたい。



 



 



■歴戦を潜り抜けたブライト艦長の息子



 



ハサウェイ・ノアは、『機動戦士ガンダム』に登場するホワイトベース艦長のブライト・ノアと、ホワイトベースの操舵手を務めたミライ・ヤシマの間に生まれた子どもだ。



 



ブライトとミライは、ガンダムパイロットのアムロ・レイらと共に地球連邦軍として、「一年戦争」と呼ばれるジオン公国との戦争に参加。終戦後に結婚している。



 



そしてブライトは、『機動戦士Zガンダム』や『機動戦士ガンダムZZ』などの続編でも前線で活躍。カミーユ・ビダンやジュドー・アーシタといったガンダムパイロットと出会い、幾多の戦いを勝ち抜いてきたのだった。



 



 



■幼少期から少年期のハサウェイ・ノア



 



ハサウェイは『機動戦士Zガンダム』で初登場。7歳のハサウェイは、宇宙へ上がろうとする母のミライに連れられ、妹のチェーミン・ノア共々ニューホンコンを訪れていた。



 



しかし、ルオ商会と接触しようとするアムロの騒動に巻き込まれ、アムロが所属するカラバを脅迫する人質として拉致されるなどの不運に見舞われてしまう。最後は宇宙へ行くことを諦めたミライらと共に、インドへ向かうのだった。



 



その後、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では13歳となったハサウェイが登場。ネオ・ジオンの地球寒冷化作戦を受けて、シャトルでブライトがいる宇宙へと上がる。そのなかで出会ったクェス・パラヤの存在が、ハサウェイの人生を大きく変えることとなるのだった…。



 



 



■戦火で狂い始めるハサウェイの運命



 



一緒に行動するなかで、クェスに惹かれていくハサウェイ。だが、クェスが偶然に出会ったシャア・アズナブルの誘いに応じたため、ハサウェイとクェスは離れ離れに…。



 



クェスを取り戻そうと躍起になるハサウェイは、ブライトが指揮を執るラー・カイラムに密航し、ブライトやアムロに諫められる。やがてブリッジに立つことを許可されたハサウェイだったが、開花しつつあるニュータイプの才能でクェスの存在を感じ取ったことで気がはやり、無断で出撃してしまうのだった。



 



戦場でクェスと再会したハサウェイは説得を試みるも失敗。アムロの恋人であるチェーン・アギが放った攻撃から、ハサウェイを庇う形でクェスは戦死を遂げる。そして…激昂したハサウェイは、味方であるチェーンを殺めてしまうのだ。



 



『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から12年後の世界が舞台。アニメで描かれる、青年となったハサウェイの活躍に注目である。

 


情報提供元: citrus
記事名:「 【ガンダム最新映画】シャアとアムロの意思を継ぐ主人公ハサウェイ・ノア! …って誰?