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編集者の箕輪厚介さん(34)が、3月31日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演。男女問わず若者に支持される秘訣を明かしていた。
まず、MCのふかわりょう(45)から、夕刊紙の記事紹介のコーナーで「若い女性からモテたいなら〜」という記事の感想を問われると、箕輪さんは以下のような振る舞いができるおじさんは「モテそう」と推測。
・自分の自慢話ばかりしない
・地位があっても地位の話をしない
・お金があってもお金の話をしない
さらには「自分のファンには男性も女性も若いヒトが多い」とも述べ、その理由として
「あまり説教っぽいことは言わないです。それは大事です」
「めちゃくちゃ友だちっぽくしています」
……と、自己分析を交えながらの見解を示した。
たまたま私は同番組をリアルタイムで観ていたのだが、「まったくもってそのとおり!」と、ついテレビの前でウンウンうなずいてしまった。
いっぽうで、あの風体と貫禄からは想像もできなかったのだけれど(笑)、箕輪さんはまだ「34歳」とのこと。30代前半であれば、まだ20代の男女からしても「頼りになるアニキ的存在」で十分通用する、ジェネレーションギャップもさほど感じない年齢差ゆえ、若モテするのは比較的容易なのではないか……とも正直、思った。
では、私のような50代の切実なる中年、うんにゃ初老世代が「男女問わず若者に支持される」には、一体どうすればいいのか?
箕輪さんがおっしゃっているところの「自慢や地位やお金の話をしない」「あまり説教っぽいことは言わない」……はマスト!「基本の基」ってヤツだろう。あえて、これらにもう一つをつけ加えるなら「とにかく謙虚に」。我々おじさん(の大半)が「若い世代には到底かなわない、たとえばスマホをはじめとするITスキルとかを、彼ら彼女らから真摯に学ぶ」という姿勢が大切なのではなかろうか。そういう意味では、今のご時世における「テレワーク推奨」の風潮は、若モテを目指すおじさんたちにとって、絶好のチャンスなのかもしれない。
……とは言え、「Zoomってなに?」「どうやったらインストールできるの?」「Skypeとはどこが違うの?」……みたいになんでもかんでも矢継ぎ早に質問すればいいってもんじゃない。「そんなの自分で調べてくださいよ」と、ウザがられるのが関の山。実際、スマホをちょこちょこっとイジれば(※←それくらいのことはおじさんだって簡単にできる所作である)、瞬間にわかりやすく解説された情報が続々と出てくる。「若者から謙虚に学ぶ」のは、その次の段階。
「Zoomインストールしてみたんだけど、ちょっと試してみたいから、オレと仕事のやりとりをしてくれないかな?」
……と、頼ってみて、その“実践”のプロセスでしか得られないレアな情報を、(きちんと“予習”したうえで)“センセイ”から学ばせていただくのが「正解」!
そして、こうしたたぐいのコミュニケーション能力に長けているヒト、すなわち「節度のある甘えん坊」をナチュラルに自己演出できるヒトは、性別や世代を超え、ジジイやバアチャンにもモテる資質の持ち主でもあるのだ。