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1979年に放送開始された『機動戦士ガンダム』。そして『ガンダム』シリーズに登場するロボット、MS(モビルスーツ)をプラモデル化した「ガンプラ」が生まれたのが1980年。そう、2020年はガンプラ40周年イヤーなんです。
そこで今回は「ガンプラ」40周年を記念して、「アニメで未登場の“黒いガンダム”」でガンプラ化されている3機ご紹介します。
■ガンダムTR-1 [ヘイズル改](実戦配備カラー)
※「MG 1/100 ガンダムTR-1 [ヘイズル改](実戦配備カラー)」などとしてガンプラ化
『機動戦士Ζガンダム』の外伝ストーリーであり、小説、マンガ、プラモなどで展開される『ADVANCE OF Ζ~ティターンズの旗のもとに~』に登場した機体。全身をティターンズカラーである黒にカラーリングされたガンダムです。
ティターンズカラーのガンダムと言えば、そう、「ガンダムMk-II」。「ガンダムMk-II」は、実際は黒ではなく濃紺で、この「ガンダムTR-1 [ヘイズル改](実戦配備カラー)」も実は濃紺です。が、「ガンダムMk-II」も“黒いガンダム”と称されていたので、ガンダムワールドにおける濃紺は黒であると言って問題ないでしょう。
「ガンダムTR-1 [ヘイズル改](実戦配備カラー)」は、各部のパーツが「ガンダムMk-II」よりも角ばっていますが、黒(濃紺)主体で差し色的に黄色が配されたカラーリングになっているため、素人目には「Mk-II」と見分けがつかないかもしれません。「Mk-II」好きにはたまらない機体とも言えますね!
■ガンダムF91(ハリソン・マディン専用機)
※「MG 1/100 ガンダムF91 ver.2.0(ハリソン・マディン専用機)」などとしてガンプラ化
劇場用アニメ『機動戦士ガンダムF91』の続編として、マンガなどで展開していた『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場したのが、「ガンダムF91(ハリソン・マディン専用機)」。
『機動戦士ガンダムF91』の主役機だった「ガンダムF91」が、その後を描いた『機動戦士クロスボーン・ガンダム』で量産化に成功しており、そのうちの1機が地球連邦軍エースパイロットであるハリソン・マディンの専用機になったんですね。
ちなみにこの機体のカラーは、公式では黒ではなく青(蒼)と表現されていますが、「ガンダムMk-II」や「ガンダムTR-1 [ヘイズル改](実戦配備カラー)」と同じく濃紺にそっくりなので、今回の3選に加えました。青(蒼)⇒濃紺⇒黒という独断の解釈ですが、たぶん、ほぼ全てのガンダムファンは了承してくれるはず……(笑)。
■クロスボーン・ガンダムX2
※「MG 1/100 クロスボーン・ガンダムX2 Ver.Ka」などとしてガンプラ化
先ほど紹介した「ガンダムF91(ハリソン・マディン専用機)」と同じく、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場するのがこの「クロスボーン・ガンダムX2」で、本作の主役機である「クロスボーン・ガンダムX1」の兄弟機です。
「クロスボーン・ガンダムX1」は白主体で濃紺や黄色を配したカラーリングなのに対し、この「クロスボーン・ガンダムX2」は全身ほぼ濃紺……だから黒いガンダム。
ちなみに「クロスボーン・ガンダムX1」のパイロットは、『機動戦士ガンダムF91』の主人公であるシーブック・アノー(本作ではキンケドゥ・ナウと名乗っている)で、「クロスボーン・ガンダムX2」のパイロットは、『機動戦士ガンダムF91』でシーブックと敵対していたザビーネ・シャル。『機動戦士クロスボーン・ガンダム』ではシーブックとザビーネは仲間として共闘するものの……!? この黒いガンダムの活躍が知りたい方は、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』をぜひお読みください。