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スポニチAnnexによると、女優兼タレントの井上和香(39)が7月28日、TBSラジオが放送する『爆笑問題の日曜サンデー』に出演。自身が出演したライザップCMについて言及した……らしい。
ライザップの指導のもとで約3ヶ月間ダイエットを行い、体重58.8キロから49.1キロと、9.7キロの減量に成功(※公称身長は166センチ)。ウエストは80センチから64.7センチとマイナス15センチも細くなり、7月4日のCM発表会見では「芸能界に入って一番やせているのが今。グラビアのときより確実に今のほうが細いですね」と、引き締まったプロポーションをお披露目したという。
ところが! ラジオ出演時に、井上は
「(CMは好評だったけど)男性からは『“ビフォー”のほうがいい』って連絡がすごい数来た。その反響が大きくて少しショックでした」
……と、“アフター”の“その後”を報告。ちなみに、現状でグラビアのオファーは「全然ない」……のだそう。
昨今よく耳にする、「とにかくやせたい!」という女性の願望と、「そこまで頑張ってやせなくても…ちょっとくらいポニョってるほうがいいじゃん?」という男性の要望とのギャップを象徴する、ゴメス的にはじつにタイムリーかつ重要な事件である。とりあえずは同記事下にあるコメント欄から、(男性発と推測される)意見をいくつか拾ってみよう。
「人それぞれ好みはあるけど、女性はちょっとくらいポチャっとしてた方が健康的に見えるし、可愛げもあると思うけどなあ」
「女が思う『痩せてる』は男からすればガリガリに近いからね。激太りでクビレ0なら、痩せろと言われるだろうけど、クビレがあるなら痩せなくても良いと思う」
「自然が一番。プルプルしてるのもいい」
「ビフォーの方がエロい感じです。少しだらしないくらいの方がエロさが出ますね」
井上和香に関するかぎり、私個人の意見としては「ビフォー・アフターの中間くらい」、つまり、現役バリバリのグラビアアイドルだったころの“太すぎず細すぎず”なプロポーションが、もっとも好みだったりするのだけれど、女性の体型について、あまり公の場で個人的な好みを云々放言しすぎると、#Me Too的にもヤバそうな気配もあるので、まあここらへんでやめておくことにする。
ただ、あくまで“グラビアの被写体”という観点から“商品”について述べさせていただくなら、やはりバストとヒップを中心として、多少肉付きのあるほうが場持ちすることに間違いはない。そして、グラビアを鑑賞する殿方の大半が、ライザップ的な余肉より筋肉を重んじる陰影ができやすい体型、それをより強調する日焼けした(風の)肌と、ソリッドなファッションやメイクを望んでいないのは、あきらかであろう。
井上自身がどこまで本気でグラビアの仕事を欲しているのかは定かじゃないが、もし、それなりの気概があるならば、「やせたい」というパーソナルな目標は、グラビア読者の「やせすぎ」というダメ出しと切り離して考えるべきなのではなかろうか? やがて襲ってくる可能性の高いリバウンドの初期中期段階あたりが、撮影日としては狙い目だ?