出典:「ジミー大西公式Twitter @j_hideaki」より


まだ2月の中旬に差しかかったばかりだというのに、ゴメス的にはおそらく今年一番のTOP(芸能)ニュースであろうに違いない、とんでもない情報を入手した! なんと!! あのジミー大西(55)が所属事務所である吉本興業を辞めてしまうらしいのだ! とりあえずは同スクープを報じる「海外セレブ、国内エンタメの“オンリーワン”をお届けするニュースサイト」を謳う『Techinsight(テックインサイト)』から、その顛末をまとめてみよう



 



2月14日深夜に放送された『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)によると、岡村隆史が東野幸治から「ジミーさん、吉本辞めるらしいわ」と聞き、驚いた岡村は本人を直撃。そこでの会話の流れは、大雑把には以下のとおり。



 




岡村「吉本辞めるってホンマですか?」(※ジミー大西は吉本内だと一応、岡村の先輩にあたる)



 



大西「せやねん」



 



岡村「なんでですのん?」



 



大西「風俗店やろうと思ってるんや。(風俗店を経営しながら芸人続けるのは)吉本に迷惑かかるかもわからんから」



 



岡村「いや、ちょっと待ってください。風俗は、行くだけにしてください」



 



大西(引き留める岡村をよそに)「やりたいねん」(の一点張り)



 



岡村「なんで風俗店を経営したいんですか?」



 



大西「面接がやりたいねん」



 



岡村「いや…タダでとか、そんなことでしょ?」



 



大西「ホンマにそれはちゃうねん。面接がやりたいねん」




 



なんともすさまじい展開の会話である。そもそも会話自体がほとんど成立していない。まるで「ジャパニーズ スピーク ノン?」と間違った片言の英語を身振り手振りで話す日本人と、英語しかしゃべれないテンガロンハットを被ったテキサスっ子との堂々巡りなやりとりのごとくではないか。



 



「風俗店を経営したい→事務所に迷惑を掛けるかも→だから吉本を退所する」といったくだりは、まだギリギリではあっても理解できなくはない。辛うじて想定の範囲内とも言えよう。だがしかし! その理由がよりによって「タダ」狙いじゃない(のなら)、つまり純粋に「面接がしたいから」とは……!? さすがの私も発想だにできなかった。映画とかつくって監督の立場で主演女優を面接するほうが、まだジミーちゃんの経歴から鑑みれば早道、リアリティもあるのでは……? でも、そーいうことではないのだろう。 あくまで風俗嬢(志願者)の面接を、店長(オーナー)としてやりたいんだろう。



 



ジミー大西といえば、画家としてけっこうな世間的評価を得ていたにもかかわらず、2016年以降から「(焼き鳥屋のバイトの時給を見たのをきっかけに)俺が描いてる時給の何倍もお金もらえてる。なんのために絵を描いてんねや!」と怒りが込み上げ、いきなり筆をバキバキに折ったいう過去がある。岡村が評するところの「パッと思いつきで、ジミーさんも動いてしまうところがある」、いわゆる衝動的な性格の持ち主であるに違いない。



 



私としてはジミー大西の日本人離れした色彩感覚やモチーフの雄大さ、抽象と具象のバランスが卓越していた絵はとても好きだったので、彼の“断筆宣言”には少なからずのショックをおぼえたりもした。けれど、ジミー大西は自身が作品、生き様そのものがゲージュツなのだから、それはそれでコンセプチャルで面白い、「これでいいのだ」(バカボンのパパ風)と自分を納得させていた。そこにまた「面接したいから」の一点突破で「風俗店経営」って!!! やはり天才にはどう足掻いてもかなわないと痛感せざるを得ない今日の私であった。脱帽! その店、万一実現したならゼヒとも一度行ってみたい……。


情報提供元: citrus
記事名:「 もはや生き様が芸術! ジミー大西が吉本を辞める驚愕の理由