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日本にいるとなかなか気づかないのですが、日本人はティッシュペーパーが大好きです。多くの家では各部屋にティッシュペーパーのボックスが常備されています。海外では、そこまでティッシュペーパーは幅を利かせていません。日本人のティッシュペーパー消費量は1人あたり年間約17箱で世界一となり、2位の米国の約3倍。一体何に使っているんだと突っ込みたくもなりますが、3週間に1箱のペースで使っているんですね。
5箱300円前後で売られているティッシュペーパーを中心に、1箱あたり5倍以上の価格で販売されている高級ティッシュまで、実は日本人はティッシュ好きという事実、ご存知でしたか。
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日本の大型書店、文房具店、ロフトやハンズなどに行くと、必ずといっていいほど手帳コーナーがあり、様々なタイプの手帳が売られています。毎年市販用と法人用を合わせて1億冊程度の手帳が出荷され、推定ですが440億円前後の市場規模となっています。
例えば、銀座伊東屋には約3,500種類の手帳が揃いますし、糸井重里氏が立ち上げた「ほぼ日」は、全体の7割の売上を占める「ほぼ日手帳」人気が牽引し、2017年に上場を果たしました。
ビジネス手帳やライフスタイル系手帳のほかにも、「逆算手帳」「マンガ手帳」「鉄道手帳」「電気手帳」「自衛隊手帳」「阪神タイガース手帳」「子ども手帳」などなど、オリジナリティ溢れる手帳の数々も特徴なのだとか。
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しかも日本人は世界一酒に弱い民族とも言われる。そもそもアジアにはお酒に弱い民族が多い。アルコールを分解したときに産生される二日酔いの原因物質、アセトアルデヒドを分解する酵素(ALDH)に欠損があるからだ。日本人は全体の44%がアセトアルデヒドの分解能力が欠損していて、うち1割はまったく分解できない。いわゆる「下戸」である。
世界一酒に弱いにも関わらず、日本人は世界の醸造酒のなかでもアルコールの強い酒である日本酒を飲んできた。
度数の高いお酒が売れること自体は日本に限ったことではありませんが、とにかく早く酔いたいときに「9%」を選択するのは日本人特有かもしれません。酒が弱いのに強い酒で「酔いたい」日本人のフシギに迫ります。
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