慶應義塾大学法学部から電通、トレンダーズを経て、現在はフリーの作家・ブロガー・コメンテーターほか、さまざまな肩書きで活躍中のはあちゅう(32)が、自身6月15日に自身のツイッターで、AV男優のしみけん(38)と「先月、事実婚の手続きを取った」と発表した。ネット版の日刊スポーツによると、都内で行われた某イベントに参加し、トークショーを行ったはあちゅうは、



 




「女の人を抱く仕事だからと思う人もいるかもしれませんが、私は、彼の仕事を分かってて好きになりました。嫌という気持ちと一緒にいたい気持ちをてんびんにかけたら、一緒にいたいという気持ちの方が大きかった。どうせ一緒にいるなら堂々と一緒にいたいと思った」




 



……と語ったらしい。ちなみに「事実婚の手続き」とは、



 




区役所で職員がお互いの本籍地に電話して、独身であるかどうかを確認し、その後、住民票の続柄に妻(未届)という記載と、保険証の世帯主氏名に(事実上の)夫の名前が入り、証明書となどはとくにない。




 



……のだそう。そして、どういうわけか



 



「この異色のカップルの結婚(事実婚)に関してゴメスさんはいかなる印象をお持ちですか?」



 



……みたいな質問が、複数の媒体や公私共々の知人・友人から私のもとへと届いてもいる。「どんな印象をお持ちですか?」って聞かれてもねぇ……おめでたいですな……としか返しようがない(笑)。



 



私は、はあちゅうサンとは面識がまったくないけれど、少なくとも容姿と発言の論旨はわりとタイプだったりするので、あえてコメントさせていただくなら「しみけんが羨ましい」。また、男女逆とはいえ、彼女とは「わりと似たような職業」といった観点で考えてみると、すなわち「私が仮にAV女優(それも超売れっ子の)と結婚できたら…」とシミュレーションしてみれば……今度は「はあちゅうが羨ましい」。



 



なぜなら、あくまでこれは私の経験則から導き出した自則に過ぎないのだが、AVの世界でトップクラスまで登り詰めた人たちは、男優であれ女優であれ、「自分の身体がお金になること」をキチンと自覚しているがゆえなのか、プライベートでの“ムダ打ち”、つまり“浮気”をしない傾向が強く、もちろんながらセックスに対する意識も高いため、「イイ夫・いい妻」になるケースが多いのだ。



 



メディア上でも、恋愛や性的なテーマに関して進歩的かつアグレッシブなコメントを並べ立てる論客は星の数ほどいるが、そのたいがいは正直なところ「自分は棚に上げて」の“安全な場所”から発する鼻持ちならない“天の声的な御意見”だったりする。かくなる私も、もしかすると他人からすればそういった人種のなかに括られている一人なのかもしれない。しかし! もう大丈夫!!  「(仕事ではあっても)公然と他の女性とセックスをしまくっている男性」を夫にしたというバックボーンによって、今後はあちゅうサンは、もっともっと思い切った発言ができるだろうし、その思い切った発言にもよりいっそうの深み・説得力だって、増してくるに違いない。


情報提供元: citrus
記事名:「 AV男優は「いい夫」になる!? はあちゅう「事実婚」という選択は正解か