「もっとhappy&funな毎日をクリエイトするWEBマガジン」をコンセプトとするネットメディア『Googirl(グーガール)』が、『映画デートが恐怖でしかない…! 「お腹が弱い人」の恋愛あるある』なるタイトルの記事を、複数にわたって配信していた。とりあえず、その「あるある」は

 

・食べ歩きデートが恐怖
・映画館デートがトラウマ
・慣れない高級店で…
・冷たい食べ物と辛い食べ物は危険

 

……みたいな感じであったが、ここまでのすべてを読んで、私はホッと胸を撫でおろした。

 

「ああ……お腹がユルくて悩んでいるヒトは自分だけじゃないのか」

 

……と。

 

なにを隠そう、私もちょっと油断しただけでタチマチお腹を壊してしまう、いわゆる「ユルラー」だったりする。デート中は常に “爆弾”を腹部内に抱え込んでいると言っても過言ではない。デート中、

 

「トイレ行きすぎ!」

 

……と、女子から詰(なじ)られ、それが遠因……いや、ガチな原因でフラれてしまったことも2度ほどある(※←実話!)。また、女子と同棲すれば、必ず

 

「トイレットペーパーの減りがハンパないんですけどぉ~」

 

……と、嫌味たっぷりに愚痴られてしまう。

 

前出の「あるある」には「冷たい食べ物と辛い食べ物は危険」ってのがあったが、私の場合、絶対にヤバいのは「焼肉」と「牛のしゃぶしゃぶ」と「インドカレー」だ。

 

コレらを食べると、まず100%ヤラれてしまう。おそらく「焼肉」と「牛のしゃぶしゃぶ」は、大好物なだけに忙(せわ)しなくほぼ “生”な状態でしこたま食べまくるからだろう。あと「(本格的な)インドカレー」は、使用している油がやや私と合わないのかもしれない。

 

しかも、「ヤラれてしまう」のが “直後”ではなく……“1時間後”とかに来てしまうのが、よりタチが悪い。 “直後”だったら店内のトイレに行って、どうにか対処できる。が、その “1時間後”だと、どこでなにをしているか、わからない。仮に、満員電車の中やらタクシーの中やら帰り道の徒歩残り10分の地点だったりしたら、まさに大惨事である。

 

だから真剣な話、私は焼肉屋と(牛の)しゃぶしゃぶ屋とインドカレー屋は、食事デートでは極力避けるようにしている。万一、それらをチョイスせざるを得なかったときは、自宅か宿泊(予定)地から徒歩5分以内のお店を必死で検索する。

 

それか、いっそ開き直って

 

「ゴメン! ボク、じつはお腹が弱くて……」

 

……と、カミングアウトする。そして、

 

「悪いんだけど、しばらくトイレの近くにいたいから、もう一軒だけ……1時間くらいでいいから付き合ってくれない?」

 

……と、付け加える。すると、不思議なことに

 

「アタシ……頼られてる?」

「自分にだけ弱みを見せてくれる誠実なヒト」

「かわいい!」

 

……とでも勝手に誤解釈してくださるのか、けっこうな確率で快諾してもらえるのだ。

 

「お腹がユルい」という致命的なウィークポイントだって、ときにはメリットへと転じるケースもなくはない?──そんななかなかにイイ今日のコラムでありました。マルっ!

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情報提供元: citrus
記事名:「 お腹のユルい人がデート中に「好印象を持たせる秘訣」とは?