そのために必要なのが「雪対策」だ。
実はこの雪対策、寒冷地以外でも欠かさないほうが良いのだという。
降雪時はエアコントラブルが起きやすい
気象庁によると、今年の降雪量は北・東・西日本の日本海側で平年並みか多い見込みだ。
そのため、降雪前/降雪時のエアコン対策を確認し、突然の大雪に備えておくことが推奨されている。
「降雪前にできる対策」と「降雪時の対策」の2種類を紹介しよう。
降雪時には以下のエアコントラブルが起きやすい。
・エアコンの暖房の効きが悪くなる
・エアコンが急に止まる
こういったトラブルが起こる主な原因はこちらだ。
・“室外機”のファンが雪で埋まる
・“室外機”の上や周りに雪が積もっていると、風通しが悪くなったり、溶けた雪が凍って室外機の熱交換器に張り付いたりする
上記の状態になると、エアコン暖房は正常な運転ができなくなる可能性があり、結果として「効きが悪くなる」などのトラブルにつながる。
こういった事態を避けるため、エアコン暖房の雪対策が必要なのだ。
雪対策につながる、普段からやっておきたい室外機周辺の環境整備
エアコン暖房を効率的に使うために、空気がスムーズに流れるように普段から室外機周辺のスペースを確保しておくことが重要だ。
室外機周辺を掃除し、ファンの前や横に風を遮るものを置かないようにしよう。
また、可能であれば雪が積もってもエアコンの室外機が雪に埋もれない場所に設置するなど、降雪を前提とした対策を行いたい。
雪が積もった時のエアコン対策
大雪が降った後は、まず室外機の状態を確認しよう。雪が積もっているようであればエアコンの電源は入れずに、周辺、特に吹き出し口前の雪を取り除く必要がある。
室外機の上に積もった雪もできれば取り除く。ただし、室外機内部の雪には触らないようにしよう。
雪を溶かすためにお湯や水をかけると、かえって室外機の熱交換器に氷を発生させ、フィンの目詰まりの原因になることがある。
そのエアコントラブル、故障ではなく「霜取り」中かも?
皆さんはエアコンの「霜取り」をご存じだろうか。調査によると、63.2%がエアコンの「霜取り」を知らなかったが、これは室外機についた霜を解消する自動機能で、寒冷地以外でも寒くなると「霜取り」が発動することがある。
「霜取り」時には、霜を溶かすためにあたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないよう暖房運転を短時間停止する。
少し時間を置くと通常運転を再開するので、急に止まっても落ち着いて様子を見てほしい。
寒冷地以外でも行いたいエアコンの雪対策は他にもたくさんある。本格的な雪の季節到来前に、ぜひご確認いただきたい。
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
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※出典:プレスリリース 情報提供元: 美容最新ニュース