日本の夏でエアコンが使えないと暑くて不快なだけでなく、熱中症になる恐れもある。
「使おうと思ったらエアコンが故障していて使えなかった」を避けるためにも、「試運転」が必要だ。
夏にエアコンの設置・修理を依頼すると、実施まで待つ可能性大
6~8月は例年エアコンの設置・修理依頼がひっ迫し、設置・修理を担当する業者は繁忙期を迎える。
そのため、エアコンを使い始めた時に不具合や故障に気づいても、設置・修理までに2週間以上待つこともある。
三菱電機霧ヶ峰PR事務局が、東京・大阪在住の男女600名を対象に行った調査によると、夏のエアコン故障時の具体的な困りごとを聞いた質問に対し、27.1%が「設置・修理に想定よりも日数を要した」と回答した。
さらに、エアコンの設置・修理を業者に依頼してから修理が行われるまで、1週間以上待った人は3人に1人以上もおり、中には2週間以上待った人も。
エアコンの設置・修理の繁忙期は6~8月で、7月の相談件数は4月の約2.8倍に上がる。
夏のエアコン修理は、業者の繁忙期に重なるため「すぐに」が難しいのだ。
また、同時期のエアコンの設置・修理業者の労働環境は、作業者にとっても過酷な環境となる。
蒸し暑い室内や炎天下、2~3時間かかるエアコン設置作業を1日複数件行い、合間にエアコンの修理を数件対応することもあるほか、休みもなかなかとれないという。
夏場のエアコン修理や設置依頼について業者に聞くと「土日指定の場合、数週間待たなくてはいけないこともある」という回答がある。
また、繁忙期は梅雨や台風シーズンとも重なるため、天候によっては作業できないこともあるのだそうだ。
夏前のエアコン試運転で、繁忙期のエアコン設置・修理を回避!
猛暑の中、エアコンなしで過ごすのは一晩でも耐えがたい。それを避けるためにぜひしていただきたいのが、エアコンの「試運転」だ。
早いうちに不調が分かっていれば、業者が繁忙期に入る前に、買い替え・設置や修理ができる。
エアコンの試運転で確認したい項目を紹介しよう。
【1】電源プラグとコンセントをチェック
・電源プラグやコンセントに変色やがたつき、ゆるみはないか。
・コードに傷はないか
・プラグについているほこりは乾拭きする
【2】運転モードを「冷房」、設定温度を最低にして10分程度運転
・冷たい風が出てくるか
・リモコンは動くか、液晶表示は問題ないか
【3】さらに20分程度運転
・室内機から水漏れがないか
・異音や異臭はしないか
問題があれば、メーカーや販売店に連絡をしよう。
生活者にとっても、エアコンの設置・修理業者にとっても、快適で過ごしやすい夏にするには、夏前にエアコンの「試運転」をしておくと安心。
さっそく今から、エアコンの試運転をしてみよう。
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
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※出典:報道用資料 情報提供元: 美容最新ニュース