専門家の知見や最新研究などを交えながら、脂質栄養全般の健康価値を広く発信しているヘルシーオイル・プラス・コンソーシアム。

このたび、近年特に注目されているオメガ3(アマニ油・えごま油)と、脂肪の燃焼を高めるMCTオイルについて、健康や美容の分野で活躍する医師を招いてイベントを開催した。

オメガ3は肌の炎症・老化を防ぐことが最新研究で判明
第1部は消化器内科医・美腸・美肌評論家である工藤あき先生が登壇。
工藤先生は、人は暦通りに老化するとは限らず、老化が6倍速で進む人がいることが近年の研究でわかってきたと解説。その大きな要因の1つは食生活にあり、食生活の乱れは体内のトラブル、そして肌へのトラブルへとつながっていくという。

食事で老化を防ぐ3つのポイントは「糖化・酸化・炎症」の防止だ。
特に炎症を起こさない食事をすることが大事で、これにオメガ3が重要な役割を担うという。
また美肌の土台をつくる、体のめぐりを整える効果もあるそうだ。

さらにオメガ3は、加齢に伴って減少する美肌成分DEL-1を増やしたり、紫外線ダメージを軽減し、肌のバリア機能を強化することも最新の研究でわかってきたという。

厚生労働省が摂取目標とする1日2gのオメガ3はアジ約3匹分に相当するが、アマニ油やえごま油を毎日小さじ1杯食事に組み込めば、同様の量のオメガ3が手軽に摂れるそうだ。

MCTオイルは“カラパ”を最大化してくれて脂肪燃焼効果も
第2部では、山本メディカルセンター院長/形成外科医/医学博士の齋藤真理子先生が、若々しさを保つには体の内部のパフォーマンスである「カラパ」が重要だと解説。

エネルギーの工場であり、年齢と共に少なくなってくるミトコンドリアを元気にすることや、健康や美容に関わるホルモンであるコルチゾールの無駄遣いを減らすことなどが、「カラパ」を上げるのに必須で、これを助けてくれるのがMCTオイルだという。

またMCTオイルには整腸作用や脂肪燃焼効果も期待できる。
実際にMCTオイルを毎日小さじ軽く1杯ほどを摂取したモニターは内臓脂肪が減少。お腹周りが細くなったことを実感しているという。

MCTオイルは無味無臭でどんなものにも合うため、料理やコーヒーにかけて摂取するほか、納豆や卵などのタンパク質と一緒に摂取すると、コルチゾールの材料になるためおすすめだという。

医師がおすすめするオイル×朝食メニューを紹介
第3部は『医師のいつものオイル×朝食』をテーマに、工藤先生、齋藤先生それぞれが、いつも食べているオイルと朝食を使ったおすすめのメニューを披露した。

工藤先生は「トマトと小松菜のみそ汁」にアマニ油をプラスしたものを紹介。
みそ汁は腸内環境を整えてくれる「飲む美容液」とも言えるもので、毎日1杯を習慣化するといいそう。
またみそ汁の具材は旬の食材を選ぶと、栄養素も多く摂れるそうだ。

齋藤先生は「薬味入り納豆ごはん」にMCTオイルをプラスしたものを紹介。
タンパク質とMCTオイルが一緒に摂れるのが嬉しいポイントで、納豆はオイルとの相性も良い食材としておすすめの一品だ。

実際に試食させていただいたが、どちらのオイルも小さじ半分程度だと味の変化もなく、美味しく食べることができた。

美容と健康に良いオメガ3(アマニ油・えごま油)とMCTオイル。朝食で摂取することを習慣化し、体の内側から整えることを意識したい。
情報提供元: 美容最新ニュース
記事名:「 健康・美容分野で活躍する医師が実践!オイルを使ったインナービューティーメソッドを公開