- 週間ランキング
関東地方と和歌山県はかなり離れているため、気軽に行ける旅行先だと思えない人も多いでしょう。しかし、実は白浜に関しては関東地方からの方がおすすめです。その理由を3つ紹介します。
関西の中でも和歌山県の南側に位置する白浜は、少しアクセスが難しいエリアです。特急列車のくろしおを利用しても、大阪駅から白浜駅まで2時間半程度の時間がかかってしまいます。高速バスでもアクセスできますが、3時間半程度を見込んでおく必要があるでしょう。
対して 羽田空港から だと、実は 1時間15分ほどのフライトで南紀白浜空港までアクセス できます。便数は 1日3便 で、乗り継ぎなしの直行便なのも嬉しいですね。
したがって、関東からの方が搭乗手続きなどを含めても関西の人よりも簡単にアクセスできるのです。
和歌山県といえば、梅・みかん・海産物というイメージがありますが、白浜はその中でも 海産物がおすすめ です。白浜では幻の高級魚とされてきた クエの養殖 を行っており、現在そのほとんどを 白浜温泉が独占 しています。もともと高級魚であるため養殖でも安くはありませんが、天然モノと同等の味が半額程度で1年中食べられるのは、かなり魅力的です。クエ以外にも、マグロやタイといったメジャーな海産物や、伊勢海老といった高級食材も新鮮なものが味わえますよ。
和歌山県は公共交通機関によるアクセスに難がありますが、白浜内だけであれば、路線バスやタクシーで事足りるようになります。白浜は、 海水浴が楽しめるビーチや温泉 以外にも、 レジャー施設や絶景スポット が密集している町です。仕事や育児で疲れを癒やすのも、子供と一緒に日常では体験できない楽しい時間を共有するのも、コンパクトに完結できます。長期でなくても、いろいろな面で充実した旅を計画しやすいのが、白浜の最大の魅力です。
自然豊かな和歌山県の中でも、白浜は美しい海と砂浜・温泉にテーマパークなど、見どころがぎゅっと詰まっている町です。新鮮な海の幸以外でもおいしいグルメが味わえ、 食べて・遊んで・癒されるリゾートスタイルの旅 も計画できますよ。
それでは、家族みんなが楽しめる白浜のスポットを厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アドベンチャーワールドは、 「人と動物と自然とのふれあい」 のテーマに遊園地・水族館・動物園が1つになったテーマパークです。和歌山県のイメージにパンダを定着させた立役者であり、中国本土を除けば世界一の繁殖数の実績を誇っています。ライオンやシマウマなど、普段見られない動物たちに会えるのもここならではの魅力です。
観覧車やジェットコースターといった定番の乗り物 や、 イルカショー 、 サファリツアー なども合わせると、まる1日では回りきれないかもしれません。1日で効率よく満喫したいなら、旅行前に入園券の入手先などをしっかりチェックしておくことがポイントです。
白良浜は、白浜の名前の由来となった関西でも屈指のビーチ。 真っ白でサラサラな白い砂 と 透き通るエメラルドグリーンの海 とのコントラストが美しく、まるで日本国内とは思えません。その景色の美しさもあって、ハワイのワイキキビーチと姉妹浜となっています。
水着着用で入れる 「露天風呂しらすな」 では、美しい景色と白浜温泉の湯が楽しめ、贅沢なリゾート気分が満喫できるのでおすすめです。夏には町の一大イベントとなる 花火大会の会場 となり、冬には イルミネーション で飾られた護岸が散策できるイベントが開催されます。
https://www.nankishirahama.jp/spot/527/
とれとれ市場は 西日本では最大級の海鮮マーケット 。和歌山県だけでなく日本全国から新鮮な魚介類が毎日仕入れられています。和歌山県の名産品である梅干しや地酒、パンダのグッズなど、お土産コーナーの品揃えも豊富で、ショッピングを楽しむスポットとしてもおすすめです。
市場コーナーでは、並べられた鮮魚以外にも マグロの解体ショー や水槽を泳いでいる魚を見て楽しむこともできます。海鮮丼やお寿司以外にも、子供が喜びそうなパンダカレーなど、食事・軽食コーナーのメニューも充実していますよ。
白浜エネルギーランドは、白良浜の近くにある エネルギーと恐竜をテーマにした体験型テーマパーク 。錯覚を利用した迷宮や3D映像が体を通り抜ける不思議なシアター、アスレチックやトリックアートなど、大人も子供も楽しめる要素が詰まっています。
展望レストランでは、 和歌山ラーメン や 南高梅うどん といった和歌山の味が楽しめます。恐竜の形をしたチキンナゲットが乗った 火山カレー は、辛さが選べるのもポイントです。また、 天然温泉掛け流しの足湯 もあり、温泉たまごを食べながらのんびり休憩できます。展望レストランと足湯からは、リゾート地らしい白良浜の絶景も満喫できるのでおすすめですよ。
ホテルシーモアから沖合100mの所にある白浜海中展望塔(コーラルプリンセス)は、 昭和レトロな雰囲気 で海の中が覗ける昔ながらの観光スポットです。12枚の丸窓が360度ぐるりと囲むように設置され、チヌやグレなど約30種類の魚がのびのびと泳ぐ姿を鑑賞できます。温泉が湧き出ている証拠と言われる海底からの気泡を確認したり、パネルに描かれた絵を参考に魚の名前を照らし合わせたりして楽しめますよ。
ただし、 天候や波の状況次第では視界が悪くなる 可能性があるので、 入館前に確認 すると良いでしょう。
https://www.nankishirahama.jp/spot/589/
島の中央にぽっかり空いた丸い穴が特徴の円月島は、国の名勝に指定された白浜を象徴する インスタ映えスポット です。 「和歌山県の夕日100選」 にも選ばれるほど夕暮れ時の景色が美しいため、カメラを持った人が多く駆けつけます。
参考までに、 夏なら18時半、冬なら16時半を目安 に訪れると良いでしょう。春と秋の彼岸頃に訪れると、穴の中にすっぽりと夕日が収まるさらに貴重な瞬間を狙えます。どのシーズンでも旅の思い出の1枚を残すのにうってつけです。
https://www.wakayama-kanko.or.jp/spots/132/
白浜は、旅行の目的とする観光・癒やし・食が全て楽しめる和歌山県の魅力が凝縮されています。今回は家族連れに向けて観光スポットを紹介しましたが、カップルでの温泉旅行や大学のサークル仲間と一緒に旅行するにもおすすめの場所です。
白浜の ベストシーズンは夏 ですが、オフシーズンである冬の澄み切った空気の中の絶景ポイントも見応えがありますよ。羽田空港を利用することで、 関東地方からのアクセスが容易 なのも嬉しいですね。
ぜひ関東地方にお住まいの方は、和歌山県・白浜に遊びに来てみてくださいね。
https://www.veltra.com/jp/japan/wakayama/?sid=1554
出典・参考
余暇プランナー
1987年生まれの和歌山県在住のフリーライター、C.Wakisakaと申します。季節の風景・歴史・スイーツが好きで、カメラを持ってよくおでかけしています。関西を中心に一人旅や家族で日帰り旅行をするのが大抵ですが、時には夜行バスを使っての東京への弾丸日帰り旅行も。海外旅行はマカオ・パリ・南ドイツ周遊の経験があり、特にドラクエの雰囲気やメルヘンらしさを感じられるドイツを愛しています。「行ってみたい!」と思える情報を発信できればと思っています。
実は関東から近い!白浜の家族向けおすすめスポット6選<和歌山>