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「さいわいのかみやしろ」と呼ばれています。ご祭神は天照大神などの天孫降臨の際に道案内をしたという猿田彦大神、そしてその妻とされている天鈿女命、アマノウズメノミコトです。 仲の良い夫婦神 で、ここで愛を誓った男女、夫婦の縁は 永遠に守られる とされています。
平安京の北東隅に位置するため鬼門封じの守護の役目として、特に海外などから訪問してきた使節団らはここでお祓いを受けてから入場したといわれます。境内にはお祓いのためのお猿さん、さいわいの石神さんが今も守っています。創建は平安京以前から、奈良時代や飛鳥時代にも遡るといわれています。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=2867
587年、聖徳太子によって創建されたと伝えられています。烏丸御池駅から南へすぐ、烏丸通りを入ったところにあり、本堂の形によって通称六角堂といわれます。いけばなの華道家元・ 池坊発祥の地 でもあり、現在も本拠地です。華道はもともと 仏様の供花から はじまりました。資料館で展示も見学できます。
本堂の前の柳は「 地ずり柳 」といわれ、たくさんのおみくじが結ばれている縁結びの柳として知られています。この柳には良い妃を求める嵯峨天皇のエピソードが残っています。天皇が六角堂でお参りし祈願すると、その夜夢で「 六角堂の柳を訪れよ 」というお告げをききます。実際に訪れてみると、柳の下で美女が待っていて、そのままご成婚になったとか。
幸福鳩みくじは若い女性に人気で、指輪がふたつ付いているえんむすび指輪お守りもかわいらしいと評判です。
市街地の中にあり、まわりはビルに囲まれています。境内の奥から入れる池坊会館・資料館資料館ビルからエレベータで上層へ登ると、境内を俯瞰でき、屋根の六角形がきれいに見えます。
西国三十三所観音霊場の第十八番札所にもなっており、札所本尊は如意輪観音菩薩、至近距離から見ることはできませんが、大変美しい仏さまです。
https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/
鴨川デルタから北へ行くと原生林、糺の森があります。面積にして12万4000㎡といいますからおよそ4万坪、甲子園4個分にちかい広さです。
この 糺の森を抜けたところ にあります。下賀茂神社の入り口にあたります。ご祭神は「産霊神」(むすひのかみ)であると日本書紀に書かれていて、縁結びの神様によって結ばれたという連理の賢木というご霊木があります。「 れんりのさかき 」とよびます。これは 2本の木が途中で1本に結ばれている という不思議なもので、2本の賢木の根元には子どもの木まで生えています。しかも木の寿命が近づくと糺の森のなかにまた同じものができるというのです。
現在のものは第4代目らしいのですが、とにかく不思議で神秘的なお話です。このご霊木に 縁結びや安産・育児・家庭円満などを祈願すると叶う といわれていて、昔から京の七不思議の一つに数えられています。
https://www.shimogamo-jinja.or.jp/enmusubi/
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余暇プランナー
仏像と歴史好きな、社寺建築の仕事をしていたおじさんです。全国の社寺、仏像を見て回り、古代から戦国の時代を空想しています。 空想しすぎて小説を書き、文学賞もらっちゃいました。旅ライターと小説家の2刀流おじさんです。
【京都】人間関係を良好に!良縁・恋愛・縁結びの神社仏閣 Part1