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第1弾(前編)を読んでいない方は、 こちら から
https://www.veltra.com/jp/yokka/article/visiting-kyoto-shrines-and-temples-1/?sid=1554
京都で厄除けと言えばココ、というくらい有名な神社です。大分の宇佐神宮の八幡様から宣告を受けたという僧侶によって、859年に創建されました。
厄除け開運で知られる八幡宮は、京都だけでなく全国的に信仰され、日本では最多の神社です。
八幡様と言えば鳩のイメージがありますが、鳩は八幡様のお使いと言われています。石清水八幡宮でも、 鳩をモチーフにした陶器の鈴やキーホルダー、木彫りの鳩みくじ などを求めることができます。
本殿をはじめ幣殿・舞殿、いくつかの門などが国宝に指定されています。
アクセスについて、京阪電車「石清水八幡宮駅」駅前から参道ケーブル「八幡宮口駅」~「八幡宮山上駅」下車徒歩5分になります。車の場合は駐車場から参道ケーブル「八幡宮口駅」へ、または徒歩になります。
https://iwashimizu.or.jp/
左京区吉田の吉田神社とともに厄除けで知られているのが、壬生寺です。
991年、平安時代に創建し、定朝作の地蔵菩薩像を本尊にしました。仏師・定朝といえば平等院鳳凰堂の阿弥陀如来です。
鎌倉時代には壬生狂言が演じられていたといいます。壬生狂言とは、 仮面をつけて身振り手振りで仏教の教えを演じる もので、今でいうパントマイムの元祖になったものです。
昨年亡くなった作家の瀬戸内寂聴さんも壬生狂言のファンだったそうで、毎年、節分会では吉田神社とともに壬生寺へ参り、壬生狂言を見てから祇園へ向かうのがお決まりのコースであったとエッセイに書かれています。
昭和51年に 国の重要無形民俗文化財 として、指定されました。春の大念佛会、秋の特別公開、節分の時期に公演されますが、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止及び入場制限の可能性があります。
詳しくはホームページなどで確認してください。
また、新選組ゆかりのイメージがある壬生寺ですが、ここの「身代わりお守り」が有名で、むかしある武士が追われて壬生寺に逃げ込んだところ、身代わりになってお地蔵さまが捕まってくれた、という「太平記」のエピソードが残っています。
https://www.mibudera.com/
京都市街地の中心部、丸太町周辺を占めている広大な土地が京都御苑です。宗像神社は京都御苑の南西の方角、裏鬼門に位置し、 方角の厄除け神 として知られています。
平安京の誕生とほぼ同時に創建されている、歴史ある神社です。御所の中に入っているなら、御所の中にだけご利益がある、きっと小さい神社なんだろうな、と思ったら大間違いです。ちゃんとした神社で、境内には「京都観光神社」なる神社まで入っています。
御所の鬼門の方角の塀には、鬼門封じで角を取ってわざわざ凹ませてあります。
京都は鬼門、裏鬼門という方角の風水に敏感な土地柄で、お店だけでなく一般家庭でも鬼門にはなんらかの対策・工夫を施すのが普通です。住宅建築やゼネコンなどの建設業関係の参拝も多く見られます。
京都御苑には宗像神社だけでなくいくつかの種類の神社が入っており、植物の道や森もあり、 散歩するには絶好のロケーション が揃っています。一周するのに小一時間くらいでしょうか。
宗像神社は、地下鉄丸太駅下車徒歩3分の京都御苑内にあります。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=666
https://fng.or.jp/kyoto/
https://www.veltra.com/jp/yokka/article/visiting-kyoto-shrines-and-temples-1/?sid=1554
余暇プランナー
仏像と歴史好きな、社寺建築の仕事をしていたおじさんです。全国の社寺、仏像を見て回り、古代から戦国の時代を空想しています。 空想しすぎて小説を書き、文学賞もらっちゃいました。旅ライターと小説家の2刀流おじさんです。
【京都】これで運気アップ!来福・魔除け・厄除けの神社仏閣(後編)