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ジェッダ市の面積は1,600k㎡で、東京23区の面積(622k㎡)の2倍以上、大阪市の面積(223k㎡)の7倍以上とかなり広大です。沖縄本島の面積が1,199k㎡なので、それ以上に大きいジェッダ市がどれだけ巨大かがお分かりかと思います。
次の観光地に行くのに、10km、20km離れているのは当たり前。広大なジェッダ市内に観光スポットが点在していますので、貸切チャーターで効率良く巡るのがおすすめです。
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ジェッダ観光でまず外せないのが、サウジアラビアの歴史や文化に関する展示が興味深いタイバット博物館。入口からは想像できないくらい建物内部が大きく、たくさんある部屋に異なるテーマの展示がされています。砂漠のイメージが強いサウジアラビアですが、地域によって気候や景観が異なり、バラエティに富んだ生活様式や伝統文化が存在します。地域ごとに住居を模した展示があり、個人的に一番興味深いものでした。
12の建物に300を超える部屋があり、展示スペースはなんと10,000k㎡。タイバット博物館見学の時間は少なくとも2時間取っておいたほうが無難かもしれません。1階にカフェ兼レストランがありますので、疲れたら是非ティータイムを!また展示物は説明がないと全く何なのかが分からないものが多いため、タイバット博物館を訪れる際はガイド付きのほうが理解度が圧倒的に高くなると思います。
まず初めにお伝えしたいのは、世界遺産の旧市街を訪れるのは夕方以降がベストです。多くのお店が日中は閉まっており、午後4時以降に一斉に商いを開始します。時が止まったかのような写真を撮るには、逆に日中のほうが向いているかもしれませんが、時期によってはとにかく日中は暑いので、そういった意味でも気温が下がり始める夕方以降のほうがいいのではないかと思います。
日中に空いているお店も多少あり、その中の1軒のお菓子屋に入りました。サウジアラビア人はとにかく甘いものに目がないとのことで、様々なスイーツが店内に所狭しと陳列されています。その中で注目は、イタリア生まれの「ヌテラ - Nutella」。サウジアラビアのホテル朝食でよく見かけますし、スーパーには大容量のものが販売されていたりと、サウジアラビア国内でのヌテラの消費量はかなり多そうです。
サウジアラビアに海?!そうなんです、ジェッダは紅海に面した港湾都市で、ジャザンなど近郊で朝に獲れたばかりの新鮮な魚介類が広大なフィッシュマーケットに並びます。日本では見かけない魚も多く、見ているだけでワクワクします。洗練された近未来的なサウジアラビアも良いのですが、個人的にはこういった庶民の生活が垣間見れる場所が大好きです。
この日のこのお店のジャザンで水揚げされた海老の値段は、1kgあたりSAR45(約1,700円/2023年5月時点)。購入した魚介類を調理してくれるレストランがフィッシュマーケット周辺に何軒もありますので、自分の目利きで選んだ魚介類で昼食というのも貴重な旅の思い出になるのではないでしょうか?
2022年にコーニッシュ地区(海岸エリア)にオープンしたシャングリラ・ジェッダでランチ。ビュッフェの種類は決して多くはないものの、料理一つひとつのプレゼンテーションが素晴らしく、一品一品が豪華で、何を食べても間違いのない美味しさ。特に目の前で作ってくれるフレッシュサラダ、スモークサーモン、お肉のミックスグリルが最高でした。美味しいものを食べる時だけ胃が拡張すればいいのですが、そんな訳にもいかず、願わくはタッパに入れて持ち帰らせていただきたいと切に思う中、スイーツは別腹でした。
スイーツ専門のシェフ(パティシエ)がいらっしゃり、次々と美味しそうなケーキ類を並べていきます。お勧めを聞いたところ、特にハニーケーキ、レッドベルベッドケーキ、デーツケーキとのことでしたので、それら3種類をいただきました。ケーキはフルサイズで、まだ誰も手を付けていない状態。大変申し訳ない気持ちでしたが、私のために切り分けていただきました。この3種類のケーキはどれも本当に美味しく、個人的にはハニーケーキが一番でした。これで本腹も別腹も100%満腹。あと1時間居られれば、ケーキを全種類制覇できたかもしれませんが、無念。次にジェッダを訪れる際は絶対にまた来ると心に誓いました。ちなみに、サウジアラビアではハチミツも特産品です。お土産としても大変おすすめですので、購入してみてください。
ジェッダには相当な数のモスクがありますが、フローティングモスクと並び有名なのが、紅海を望むジェッダ アイランド モスク。真っ白のモスクが椰子の木と相まって南国リゾート感を醸し出します。満潮時にはモスクが海に浮いているように見えるとのことで、是非その神秘的な姿を見てみたいものです。
観光もいいけど、やっぱり買い物がしたい!ということでコーニッシュ沿いの大型ショッピングモールの「Red Sea Mall」に連れてきていただきました。雰囲気は日本の地方にある大規模なモールですが、世界を代表する名だたるブランドのショップが軒を連ねているのはサウジアラビア風。ブランドショップのエリア以外には香水ショップ(想像の5倍くらいお店があります)、リーズナブルな地場のショップ、フードコート、スーパーマーケットなどなど、広大な敷地内に様々なお店があります。サウジアラビアで是非買いたいのは香水。女性はもとより、男性用の香水専門店が幾つもあります。
アラブの民族衣装は同じように見えるのですが、例えば男性用のトーブ(白い衣装)には多くのデザインがあり、布の質感もそれぞれ。日本のメーカーの東レの製品が丈夫で型崩れし難く、アイロンをかけなくても大丈夫ということで人気です(金額も高めです)。頭に被るシュマーグ(一番多いのが赤と白)も同じように見えますが、デザインが何百種類もあり、その日の気分によって使い分ける人もいらっしゃるとのこと。同様に足元(草履や靴)やアクセサリーにも皆さまお洒落をされていますし、香水は男性のお洒落の中でも一丁目一番地。アラブの男性は香水へのこだわりが強く、お家にはかなりの種類をお持ちとのこと。アラブ独特のウードを使った強めの男性香水のほか、ユニセックスで男女共用で使える香水もたくさんあります。サウジアラビアに行かれたら、是非お気に入りの香水を見つけてください!
余暇プランナー
「心揺さぶる」旅の体験を届けるというミッションのもと、日本国内・海外のツアーやアクティビティの催行会社と共に日々活動を行っています。日本国内や世界各地の旅に関する便利な情報やアイディア、現地からお届けするホットな話題、さらに おうちで体験できるオンラインツアーの情報などをまとめ、発信していきます。次の旅行のヒントとなる情報を探してみてください。
【サウジアラビア】ベルトラスタッフ旅行記|おすすめツアー・グルメを徹底解説<Part3 ジェッダ編>