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「津和野今昔~百景図を歩く」というストーリーで日本遺産に認定されている津和野町。栗本格齋の描いた「津和野百景図」を手本とし、町並みや伝統行事を守り、伝えてきた町民の暮らしそのものが遺産として認められました。 約160年前の幕末のころの津和野藩の様子を描いた当時の資料に描かれている百景図。ここに描かれている題材の半分は今でも目にすることができ、体験することができるものなのです。 幕末に描かれた地図を頼りに、津和野の街を散策するのも楽しいです。その始まりを、ぜひ日本遺産センターで。津和野を熟知した、素敵なコンシェルジュの方から色々と教えてもらえるかもしれません。
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当時の津和野のなかでも最も古いたたずまいを残すエリアです。まっすぐ一本の道が続く殿町通り。両サイドには堀割となまこ塀が両サイドに続いています 。メインストリートの堀割だけでも、500匹前後の鯉がいるといわれているそうです。石畳の道を歩いていると、タイムスリップしたかのような不思議な感覚になります。
殿町通りに面している教会。 城下町の中に、突如現れる西洋風の教会です。中に入ると、椅子ではなく畳に座るというユニークさ。カラフルなステンドグラスから差し込む光が、幻想的な空間を作り上げています。 敷地内の乙女峠展示室も、ぜひ覗いてみてくださいね。
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赤塗の鳥居が並ぶ参道の上にあるのが、太古稲荷神社。日本五大稲荷のひとつに数えられています。 一般には「稲荷」という字を書きますが、ここは「稲成」と書きます。これは、願望成就のためだそうです 。年間の参拝者数は、県内の神社で出雲大社に次ぐ第二位と、多くの観光客や地元の方が訪れている場所。ここでのお参りには、お供え揚げが欠かせません。大きな油揚げ、ローソクとマッチがセットになっているものを200円で買い、心を込めてお祈りしましょう。
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津和野駅から徒歩5分ほどで着くのがこちら、津和野出身の画家、安野光雅さんの美術館です。 展示室だけでなく、プラネタリウムがあるのも特徴的。 絵本が閲覧できる図書室などもあり、比較的人の少ない平日に行くとゆっくりした時間を過ごすことができます。津和野の町からインスピレーションが生まれ、素敵な作品を残された安野さんの生涯を作品を通じてたどってみませんか?
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標高362m、霊亀山上に築かれた中世の山城跡。頂上からは、津和野の街並みを一望できる絶景スポットです。太古谷稲成神社の参道付近からリフトも出ていますし、歩いてハイキングをすることもできます。 10月下旬から11月にかけて、朝霧に浮かぶ城跡の幻想的な姿を見ることができるかもしれませんよ。
また、津和野城跡で津和野の名物である、「うずめ飯」を食べるというツアーがあり、そちらも大変おススメです。太古谷稲成を参拝し、津和野城跡を当時の軌跡を辿りながらゆっくりハイキングできます。頂上で食べるうずめ飯は絶品です。
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今回ご紹介した、津和野城跡で朝ごはんを食べるツアーの他にも、日本遺産登録された津和野100景図を巡るサイクリングツアーや、お茶畑の中に作られたテラスでの煎茶体験など、面白いツアーがたくさんあるのでぜひ一度体験してみてください。
明治前期から、農機具・種苗店として町の暮らし・仕事を支えてきた「俵農機具商会」。 その佇まいをそのまま残し、「俵種苗店 SHIKINOKA-シキノカー」として2021年4月に再オープンしました。 店内は昔の風合いを残しつつ、量り売りの食料品や洗剤なども販売中。もちろん様々な植物や野菜の種も販売しています。オリジナルの陶器なども販売しており、ピッタリのお土産が見つかるかもしれません!
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津和野名物の日本酒、「初陣」を作っている酒造 。津和野で栽培した酒米、水は清流日本一の高津川の源流である超軟水の天然水を仕込み水に使用しています。日本酒ビギナーでも飲みやすい口当たりが特徴的です。日本酒だけでなく、梅酒など種類も豊富。全て無料で試飲もさせてもらえるので、ぜひお気に入りの一本を見つけてみてはいかがでしょうか。
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キリシタン殉教の地、乙女峠の自然の中に静かに佇む聖堂です。1868年に、長崎浦上から153人の潜伏キリシタンが津和野に送られてきました。津和野藩は改宗を勧めましたが、応じなかった信者たちのうち37人が拷問の末に殉教。1951年にドイツ人の神父により建てられた聖堂のステンドグラスには、殉教物語が描かれています。 受話器のふたつある、不思議な電話ボックスもあるのでぜひ立ち寄ってみてください。
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2005年7月に国指定の名勝となった紅葉スポットでもある堀庭園。かつて石見銀山で繁栄した銅山師堀氏の庭園です。昔ながらの立派な庭園にうつる四季の景色がたまらなく美しいのが特徴的。 おススメは紅葉の10月下旬から11月中旬。津和野城跡の雲海と合わせて、楽しみたい季節限定の景色のひとつです。
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明治25年に畑迫村の実業家である、堀礼造によって創設された私立病院。鉱山業によって成功した堀礼造が地域住民への医療を安価に提供する機関として設立されました。 長く津和野の人々の健康を守り続けた畑迫病院でしたが、平成28年には病院に残っていた文書・医療器具などを歴史資料として活用するため、畑迫病院の歴史を展示する医食の学び舎がオープンしました。病院内は当時の病院の様子を知ることができる資料がたくさん残っています。じっくり中を見て回るのも面白いです。併設されているレストランと合わせてぜひ訪問してみてください。
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歴史を守ろうとする人がいるからこそ、守られるものがある。津和野では、その守られてきた歴史をしみじみと感じることのできる場所が多々あります。穏やかな町の人々の日常に溶け込むような旅で心も身体も癒されませんか?
出典・参考
余暇プランナー
1992年に広島で生まれ、広島で育つ。7年半勤めた仕事を退職し、初めての海外ひとり旅へ。思い立ったときの行動の早さと美味しいものを見つける嗅覚だけが自慢。旅をしながら、時々ライターとして記事を書いています。好きなものはコーヒーとお酒と音楽と自然。国内外の良いところをたくさん発信していきます!
【島根県津和野】カメラ旅のおすすめスポット11選|昔ながらの風景が残る日本遺産の町♪