- 週間ランキング
中田島砂丘は、日本三大砂丘の1つで静岡県の浜松市にあります。 長野県から愛知県、静岡県へと流れている天竜川によって、上流から砂が運ばれて砂丘が形成されました。
中田島砂丘は東西4kmもある広大な規模です。砂丘には砂だけではなく、植物や昆虫、鳥なども多く生息しているとても豊かな場所でもあります。 年々日本の海岸がコンクリート化しているので、海岸線に砂があるのは貴重な光景で、全国でも数少なくなってきていますよ。
https://nsaq-museum.net/summary/
そのため、中田島砂丘は貴重な観光スポットとなっています。中田島砂丘は、以下のような用途でも使われました。
中田島砂丘の広大な規模を求めて、MVやテレビ、映画の撮影現場として使われることも多いです!
また、都市部からのアクセスのよさも撮影現場に使われる理由の1つ。中田島砂丘で撮られた作品を見て、聖地巡礼に訪れて砂丘を楽しむ人も増えているようです。以下は、撮影に使われた作品の1部になります。
中田島砂丘は、月面探査ロボットの試作のための走行実験に使われたことがあります。
中田島砂丘にはやわらかい砂が広がっているため、月面の新雪のようなやわらかい状態に近いそうです。
そのため、月面の状況を再現するのに適した場所という理由で実験が行われました。日本の中で1番月面に近い状態を再現できる場所が中田島砂丘だそうです!
中田島砂丘は、コスプレの聖地としても多くの人が訪れる撮影スポットとして使われています。
中田島砂丘は自然物なのですが、とても美しい景観なのでどこか人工物のような雰囲気もあり、コスプレ写真を撮影するにぴったりです。
非日常的な雰囲気で、幻想的な写真を撮れることが人気の理由です!フォトジェニックな写真を撮りたい人にはとてもいい場所ですね。
※中田島砂丘での撮影には許可が必要です。
砂の上を歩くので、ズボンなどの動きやすい服装に、運動靴を履いて訪れることをおすすめします。
丘を登る箇所があり、足が砂に深くはいるので、ダボっとしたズボンで行くと、服の中に砂が入ってしまうかもしれないのでタイトなズボンがおすすめです!
中田島砂丘に行ったら、普通に砂丘を眺めるだけではもったいないです。 ここでは、中田島砂丘に行ったらやったほうがいいおすすめなことを6つご紹介します。
ぜひご紹介することを試して、心に残る思い出作りをしましょう!
中田島砂丘では、美しい風紋が見られます。 風紋とは、風が吹いた時に砂が移動して模様ができる自然現象です。 浜松市は年間を通して海側から強い風を受けるので、風の影響によってこのような風紋が見られます。
風の強さや風の吹く方向によって風紋は変わってくるので、 2度と同じ模様が見られない のもまた魅力的なポイントです。
強い風の時はくっきりとした見事な模様ができるので、映える写真が撮れるチャンスです!また、 人が少ない朝1番の時間帯に行くと砂に足跡が残っていないので、よりきれいな風紋が見られますよ。
自然が作り出すアートの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?
砂丘に足跡を残すのも1つの楽しみ方です。 中田島砂丘の砂はさらさらしていてふかふか なので、心地よさを感じられますよ。
靴のままでも砂の感触は分かりますが、素足で砂の上を歩いて、砂の上に足跡を残して遊ぶのが面白いですよ!足跡を写真に残して記念にするのもいいですね。
砂の上で遊んだ後は、近くの公園に行くと足を洗う場所もあるので安心です。
「堆砂垣」というものをご存じですか?なかなか聞くことのない言葉ですよね。 堆砂垣とは竹と針金を使って柵のようなものを作り、柵を砂の中に挿し込んだものです。
堆砂垣を設置することで、海からの強い風の影響によって、海岸の砂を飛ばないようにする効果があるので、砂を積もらせることができます。 堆砂垣は、砂丘がやせていかないようにするために大切なものです。
中田島砂丘に行ったら、堆砂垣はすぐ目に入るところにあるので、ぜひ見てみてください。
中田島砂丘は太平洋側に位置しています。そのため、日中は太陽の光が水面に当たってきらきらして見えます。
日中の景色も美しいのですが、夕日が沈む光景は言葉に表せないほどに美しいです。とても素敵で感動的な光景なので、目で見てからカメラに写真を残すのがおすすめです!
夕日によって空が少しずつ赤く染まっていく様子は、とても癒されて感動そのものです。 天気のいい日は水平線に沈む夕日を見られますよ!
中田島砂丘は、アカアカウミガメの産卵場所です。 アカウミガメは、天然記念物にも登録されている生き物。
中田島砂丘の入り口にある「サンクチュアリーネイチャーセンター」という施設では、 アカウミガメや海岸で繁殖する海鳥などの保護調査をしたり海岸の環境を保護する活動 をしたりしています。
毎年8月中旬から10月上旬にかけて、アカウミガメの子どもを海に放流するイベントが開かれます。 ウミガメが海に放流される光景はなかなかみることができないので、貴重な体験に感動してしまうのではないかと思います。
小さな命が海に放たれる様子を目の当たりにしたら、応援したい気持ちでいっぱいになりそうですね!
https://www.sanctuarynpo.jp/facility/
浜松では毎年GWの5月3日~5月5日にかけて「浜松まつり」が開催されます。 浜松市内では、豪華できらびやかな屋台の引き回しが行われます。
一方、中田島砂丘では凧揚げ合戦が開催されます。子どもの誕生をお祝いするための大きな凧が天高く揚げられます。
大迫力で熱気と歓喜に包まれた会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?ちなみに、お祭りの期間以外にも浜松まつりを体験できる 「浜松まつり会館」 という施設もあります。
浜松まつり会館では、屋台の展示、お祭りの映像や大凧を見ることができます。また、凧作り体験のコーナーもあるので子どもも楽しめます!
https://hamamatsu-daisuki.net/matsuri/
http://matsuri.entetsuassist-dms.com
今回は、中田島砂丘へ行ったらぜひしてほしいおすすめなことをご紹介しました。
広大な自然に触れることで感動する体験ができて、心に残る思い出が作れます。 目で見るだけではなく、手や足など肌でも自然を感じて、最高の癒しの時間を過ごしてください。
浜松まつりの時期に合わせて行くことで、浜松の魅力をより感じられるいい1日になるのではないかと思います!
出典・参考
余暇プランナー
愛知に住んでいるフリーライターです。愛犬のマルチーズと過ごすのが至福の時間。旅行やおでかけを趣味の一つとして楽しんでいます。愛犬もおでかけが好きなので一緒に行くことも。行ったことのない場所で新しい発見をするのが楽しく、新鮮な気持ちになりリフレッシュできます。「おでかけしたいな!」と思うきっかけになる、わくわくする情報をお届けできたらと思います。
【日本三大砂丘の1つ】まるで砂漠の中?浜松の中田島砂丘でしたい6つのこと<静岡>