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春のあたたかな日差しで桜の花が咲き始める頃、たくさんの人が東京のお花見スポットに集まります。
数えきれないほどの桜の名所がある東京ですが、今回は家族でも楽しめるお花見スポットを中心にご紹介します。
上野公園にある桜はおよそ800本。ソメイヨシノやヤマザクラなど、昔から知られる桜の名所です。 清水観音堂の秋色桜 が有名です。
見頃で土日休日となると大変混雑するので、おでかけの際は平日や午前中がおすすめです。
不忍池周辺には出店がたくさんあり、焼きそば・ポテト・からあげ・たこ焼き・チョコバナナ・牛串などが楽しめます。子どもたちの大好きなものがたくさんです!出店で買えばイス、テーブルも使えて食べ終わったらごみも捨てられるのでレジャーシートやお弁当など持っていく必要がないのも嬉しいポイント。 お祭り気分を楽しみながらお花見 できます♪
桜を楽しんだ後は 上野動物園 で動物に癒されたり、 国立科学博物館 で恐竜の化石や宇宙についてなど、子どもたちも楽しく過ごせるスポットが多くあります。
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/toubuk/ueno/index_top.html
都心にありながらも緑が多く自然あふれる公園で1年を通して人気のスポットですが、桜の季節は可愛らしいピンク色の桜を見にたくさんの人が集まります。
およそ600本の桜には河津桜やソメイヨシノ、大島桜などがあるので早咲きの河津桜は2月の終わりごろから楽しめます。 桜の園 や 中央広場周辺 がきれいに桜を見られるエリアです。カメラ片手に公園で楽しく遊びながらっ桜を眺める子どもの姿を写真に収めてくださいね。
代々木公園は森林公園としてのA地区と、陸上競技場や野外ステージなどのB地区に分かれていて、特に週末はさまざまなイベントが行われています。園内では有料の サイクリングの貸自転車 もあるので家族でサイクリングするのもおすすめです。
代々木公園周辺には 明治神宮 や、 原宿 ・ 表参道 などさまざまな観光スポットがあるのでお散歩しながらお買い物を楽しむのもいいでしょう。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html
東京タワーの足元にある芝公園はソメイヨシノを中心に全体で約140本の桜が植えられ、お花見スポットとしては少し少なめにも感じますが、何と言っても東京タワーが近く、桜との共演を楽しめます。園のなかでも、弁天池、芝丸山古墳周辺の桜がおすすめです。
芝公園のほかにも園内には 人工の渓谷・もみじ谷 があり、岩場や周りの木々の景観や、高さ10mから落下する滝をみると都心にいることを忘れてしまうくらいです。
公園でお花見を楽しんだ後は 東京タワー へ行って展望台に上り、高い場所から景色を眺めて見るのも楽しいですね。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index001.html
都立井の頭恩賜公園は1917年(大正6年)に日本で初めて郊外公園として開園。それからもう100年以上、たくさんの人が訪れ、親しまれている歴史のある公園です。
ここでも春の桜は見事で家族連れが多く集まります。園内には約400本の桜の木があり、その中でも約半分は井の頭池の周りに集まっています。 スワンボートや手漕ぎボート (有料)に乗りながら桜を見ると、家族だけで桜を独占しているかのような気持ちになります。
ほかにも園内にはテニスコートや野球場などのスポーツ施設・ 井の頭弁財天 ・ 三鷹の森ジブリ美術館 などの施設があり、1日中楽しめるのでおすすめです。
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/seibuk/inokashira/index.html
約850本の桜が家族連れを楽しませてくれるのは世田谷区にある砧(きぬた)公園。幼児から小学生の子どもたちに大人気の公園です。
ファミリーパーク や バードサンクチュアリ で自然いっぱいの公園を堪能し、障害のある子もない子もみんなが楽しめる みんなのひろば で、気が付けばたくさんのお友達ができていたり、なんてことも。子どもたちのコミュニケーション能力や成長した姿に驚かされることでしょう。
自転車を持ち込めばサイクリングコースで サイクリング も楽しめます。お弁当をもってファミリーパークの 芝生の広場 で楽しくお花見ピクニックするのがおすすめの公園です。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index004.html
小金井公園は小金井市・小平市・西東京市・武蔵野市をまたがる大きな都立公園です。
日本のさくら名所100選 に選ばれている小金井公園の桜の木は約1400本。園内には 桜の園 があり、ここには約400本の桜が植えられています。種類もヤマザクラ・大島桜・サトザクラなど約50種と、多くの桜を見ることができるのでお花好きにはたまらない公園です。
大きい子(6歳~12歳)向けの わんぱく広場 や小さい子(1歳から5歳)向けの なかよし広場 と年齢に合った遊びができるのも安心して遊べるポイントです。ほかにも子どもたちの大好きな そりゲレンデ や ふわふわドーム もあり、晴れた日は夕方まで全力で遊ぶことができる公園です。
また、 江戸東京たてもの園 が園内にあり、ここでは江戸時代から昭和初期の建造物が展示されているので昔の暮らしについて楽しく学ぶことができます。
園内にはコンビニタイプの売店もあり、おにぎりなども販売されています。たくさん遊んで、子どもの急な「お腹すいた!」という声にも対応できるのはうれしいですね。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html
東京都にあるおすすめのお花見スポットについてご紹介しました。どの公園も桜だけでなく、周辺施設や園内の施設も充実しているので子どもたちも飽きずに楽しめる公園ばかりです。
記事の始めに桜の見頃は3月下旬から4月上旬頃とお伝えしましたが、子どもたちと一緒なら、いつ桜を見ても良いというのがママやパパの本音ではないでしょうか。
桜がちらほらと咲き始めたら「あそこに咲いてるね」「つぼみがふくらんでいるね」そんなやり取りが聞こえてきそうです。
満開になると「写真とって!」「きれいだね」「かわいいピンク色だね」と感想を言い合って。散り際の桜吹雪では「ピンク色の雪だ!」「桜の花びらキャッチできたよ」と最後まで楽しむ子どもたち。
いつ訪れても楽しめる春のお花見シーズン。ぜひ、みなさんのタイミングのいい時期に桜を見に訪れてくださいね。
春の素敵な思い出が増えますように。
余暇プランナー
国内旅行業務取扱管理者・元バスガイド。ほぼ年子4人兄妹の育児奮闘中。生まれも育ちも東京下町のわさまるです。国内旅行のプロがママ目線で選ぶ、子ども連れにおすすめの観光スポットなどをご紹介します。読者様に分かりやすく、「お休みに家族でおでかけしてみよう!」と思ってもらえるようなわくわくをお届けしたいです。
【東京都】桜の名所がたくさん!子連れで楽しむお花見スポット6選