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基本情報を知っておくと、旅行計画を立てやすくなるでしょう。
ぜひウクライナ・キーウ旅行を充実させてくださいね。
現時点では日本からウクライナ・キーウへの直行便はなく、ほとんどの路線がトランジット(経由)のある便となっています。
日本からウクライナ・キーウへは乗り継ぎ便となります。乗り継ぎ地点にもよりますが、12時間から16時間ほどかかります。
長時間のフライトの際は、こまめに水分補給し、ストレッチなど軽めの運動で身体の調子を整えましょう。
ウクライナ・キーウでは、「教会・大聖堂巡り」「美しい街並み」「日本では味わえないグルメ」を体験できます。
教会・大聖堂が好きな方、日本未上陸のグルメを味わいたい方、博物館巡りが趣味の方におすすめします。
ウクライナとロシアの文化が入り混じるキーウは、街並みもユニークで美しいです。他のヨーロッパ諸国とは異なる雰囲気も漂い、ヨーロッパ旅行に慣れている方も新しい発見ができるかも。
そんなキーウのおすすめスポット5選を紹介していきます。
聖アンドリーイ教会は、 水色と金色のコントラストが美しい ウクライナ正教の教会です。
ウクライナにキリスト教を初めて伝えた使徒アンドリーイが名前の由来と言われています。1747年から1754年頃、イタリアの建築家バルトロメオ・ラストレッリによって建てられました。外観はバロック様式で、内部はロココ様式といったデザインが特徴的。極められたデザインのため、観光客はもちろん地元民にも愛されています。
また、夜になるとライトアップされ、昼間とは違う姿でロマンティックですよ。
https://andriyivska-tserkva.kiev.ua/
キエフ・ペチェールシク大修道院は、1990年にウクライナで初めて世界遺産登録された修道院です。
キーウとロシア正教会を語るうえで必要不可欠な存在 と言っても過言ではありません。「大修道院」とは、ロシア正教会ウクライナ支部の総本山であることを意味しています。
それゆえに観光客だけでなく、巡礼者の姿が多く見られるのも納得ですね。別名「洞窟大修道院」ということもあり、洞窟の中は薄暗いので巡礼者と同様にロウソクを購入して訪ねることをおすすめします。
聖ヴォロディームィル大聖堂(聖ウラジーミル大聖堂)は、 淡い黄色と金色のドーム の外観が目を引く美しい大聖堂です。
19世紀末にネオビザンチン様式で建築された比較的新しい建物で、完成まで20年近くかかったと言われています。また、ソビエト連邦の時代も閉鎖されることなく、ミサが行われていたのは驚きですよね。
中に足を踏み入れると、豪華な壁画に圧倒されること間違いありません。教会・大聖堂巡りが好きな方は、忘れずに訪ねたいスポットです。
ウクライナ国立チェルノブイリ博物館は、キーウの中心地に開設された博物館です。
1992年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所事故の6周年の日に、キーウの中心街に開設されました。事故発生時刻の午前1時23分で止まった時計や防護服など、 チェルノブイリ原子力発電所事故がどういうものだったかより深く知ることができます。
案内板は英語でも記されていますが、ほとんどがウクライナ語かロシア語なので、入口でオーディオガイド(日本語)を借りて利用した方がベターです。そして広島・長崎の原爆被害を伝える展示もありますが、日本国内とは違った視点なので興味深いですよ。
独立広場には、過去にさまざまな名前がつけられてきましたが、独立後に現在の名称となった軌跡があります。
また、2013年に当時の大統領・ヤヌコビッチへのデモで多くの人々が集まり、政府に対して抗議活動が行われました。現在は平和で人々の憩いの場となっていますが、デモで亡くなった人々を弔う写真や花が飾られています。
また、政治のスローガンも掲げられていて、 戦争や平和について考えさせられるスポット です。そして 夜は美しくライトアップ され、幻想的な写真も撮れるのでぜひ訪ねてみてくださいね。
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g294474-d1066195-Reviews-Maidan_Nezalezhnosti-Kyiv.html
ウクライナ料理は、リトアニアやポーランド、ルーマニアやロシア、ユダヤなどと、さまざまな国や文化に影響されてでき上がりました。
世界的に知られているボルシチやヴァレーヌィクをはじめ、ユニークな食文化はキーウ旅行をさらに豊かにしてくれるでしょう。
そんなウクライナ・キーウのおすすめグルメ3選を紹介します。
Korchma Taras Bulbaは、スタッフがウクライナの民族衣装を着て出迎えてくれるレストランです。
ウッド調のインテリアと ウクライナ伝統の刺繍が施されたテーブルクロス は、温かみを感じられるでしょう。ウクライナ料理はもちろん、 伝統的なキーフの料理 も楽しめますよ。
メニューは英語だけでなく日本語もあるので、語学に苦手意識があっても安心。また、タイミングが良いとスタッフのダンスを見たり、参加することもできますよ。
どっぷりキーフにつかりたい時は、ぜひ訪ねてみましょう。
https://www.instagram.com/korchmakyiv/
Ukrainski Stravyは、日本ではなかなか見かけないユニークな外観が特徴的なレストランです。
店内には、ウクライナの伝統手芸が多く見られ、ほっこりする空間が広がっています。観光地から少し離れていますが、「ウクライナをより思い切り感じられる」と口コミでは大好評。
本格的なウクライナ料理が勢揃いで、中でも ボルシチやチキンキエフは地元民からも太鼓判を押されています。 こちらもタイミングが良いと、伝統衣装を着たスタッフが歌ったり、楽器を演奏するので楽しいですよ。
よりローカルな体験をしたい場合は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
https://ukrainski-stravy.com.ua/en/
Lviv Handmade Chocolate Cafeは、キーウに複数の店舗を構えているチョコレートハウスのカフェです。
聖アンドリーイ教会の近くにもあるため、観光で歩き疲れた時にもぴったり。店内はチョコレートを連想させるブラウンがメインで、 甘くて癒される雰囲気 が漂っています。
チョコレート好きには、まるで夢のような空間ではないでしょうか。種類はかなり豊富で全制覇するのは難しいですが、 店内で味わうも良し 、 おみやげで買って帰るのも良し と、色んな楽しみ方ができます。
エスプレッソなどコーヒーのメニューも充実しているので、「相方は甘党だけど自分はあまり得意ではないんだよね」という方も安心して利用できますよ。
https://www.chocolate.lviv.ua/en/
ロシアの影響を受け、ユニークな文化を築いてきたウクライナの首都キーウのおすすめスポット・グルメ情報を紹介しました。
ユニークながらもフレンドリーで温かみのあるウクライナ・キーウの人々やユニークで深みのある文化に触れると、癒されて「また行ってみたいな」と思うかもしれませんね。
ぜひこの記事を参考に、キーウ旅行をさらに充実させましょう。
https://www.veltra.com/jp/europe/ukraine/a/158641?sid=1554
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
【ウクライナ】首都・キーウで訪ねたいスポット5選&グルメ3選|東ヨーロッパ最古の都市を旅しよう