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日本からウズベキスタンへのアクセス方法は、大きく分けて3種類あります。
ウズベキスタンの首都タシケントのおすすめ観光スポットを紹介しましょう。
ハスティモンと呼ばれている広場には、モスク(礼拝所)やメドレセ(イスラム教の神学校)、霊廟があります。
モスクへは、金曜日に地元のウズベキスタン人がお祈りに来ます。
モスクの南西にあるメドレセの中では、職人さんの手作り雑貨が販売されています。
また、ハスティモンでは世界最古のコーランと言われている 「オスマン・コーラン」を見ることができます 。
このコーランは、7世紀にアミール・ティムールがダマスカスから持ち帰ったものと言われており、一見の価値ありです。
https://central-asia.guide/uzbekistan/destinations-uz/tashkent/hazrati-imam-complex/
地下鉄でチョルスー駅を降りると、青い大きなドーム型の屋根が見えます。そこがチョルスー・バザール(市場)になります。
青いドーム型の建物は 屋内バザール、その周辺もすべてバザールやレストランになっています 。
食料品から日用品やウズベキスタンの布(アトラス)までとにかくお店がいっぱいです。週末は地元の人で歩くのも大変なほど賑わいます。
ウズベキスタンの買い物は、 値段もすべて交渉 です。
交渉での買い物は少し大変ですが、シルクロードの活気を体感することができます。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10412339
ナヴォイ劇場は、1947年の第二次世界大戦後タシケントに抑留された旧日本人兵によって建てられました。
1966年に起きた タシケント地震でも、唯一崩れなかった建物 になります。このことから、ウズベキスタン人は日本人のことをとても尊敬しています。
ナヴォイ劇場では、現在も バレエやオペラ観賞 ができます。日本でのバレエ観賞は少し高価ですよね。ウズベキスタンは物価が安いので、 中間の席でも1,000円以下 で鑑賞することができます。
12月のクリスマスシーズンに観られるバレエ「くるみ割り人形」は、特におすすめです。
アブドゥールハシム・メドレセは、地下鉄ブニョードコル駅を下車し、大きな市民劇場(Xalqlar do'stligi)の裏側にあります。
アブドゥールハシム・メドレセは、以前はイスラム教の神学校として使われていました。現在は、 職人さんの工房 として使われています。
木彫り彫刻の作品や鮮やかで細かい細密画、精巧な鋼細工の箱など品質が高いものが多く揃っています。 お土産を購入するのにおすすめの場所 です。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10475841
ウズベキスタンのサマルカンドのおすすめ観光スポットを紹介しましょう。
レギスタン広場は、3つのメドレセ(イスラム教の神学校)で構成されています。
左側のメドレセは、天文学者であったウルグベクが建てたウルグベク・メドレセになります。ウルグベク・メドレセは、 3つのメドレセの中で最も古いメドレセ になります。
入り口のアーチには天文学者らしい青い星をモチーフにしたタイル模様が描かれています。
正面のティラカリ・メドレセは、礼拝所としても使われていました。ティラカリ・メドレセの天井は、 細かな遠近法で描かれた金箔の模様が鮮やか です。
右側のシェルドル・メドレセには、 イスラム教ではタブーとされる動物が描かれています 。そのため、さまざまな伝説が残されています。
https://www.advantour.com/jp/uzbekistan/samarkand/registan.htm
ビビハニム・モスクは、サマルカンドの地を蘇らせたアミール・ティムールが愛した、 妃ビビハニムの名がつけられたモスク(礼拝所) になります。
ビビハニム・モスクは、かつての イスラム世界で最大の規模を誇ったモスク になります。そのため、さまざまな伝説が残されています。
正面の門をくぐった中庭中央には、大理石で作られたコーラン(イスラム教の聖典)を置くための大きなラウヒ(書見台)があります。
そのラウヒの回りを 3周すると願い事が叶う と言われています。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10412350
正面の門をくぐり、階段を上っていくとターコイズブルーの鮮やかなタイルで装飾された霊廟が立ち並びます。
シャーヒズィンダ廟群には、サマルカンドの地を蘇らせたアミール・ティムールにゆかりのある人々の霊廟があります。その1つ1つの 霊廟の鮮やかなタイル模様や装飾には、圧倒されます 。
そこが霊廟であることを忘れてしまうくらいの美しさです。その 装飾の多様さや美しさは、中央アジアでも指折りの名所 と言われています。
シャーヒズィンダは、イスラム教の巡礼地の1つとされています。ウズベキスタン全土や周辺国から巡礼者が多く訪れています。
https://www.advantour.com/jp/uzbekistan/samarkand/shakhi-zinda.htm
グリ・アミール廟とは、タジク語で 「支配者の墓」 を意味します。
グリ・アミール廟は、サマルカンドの地を蘇らせたアミール・ティムールをはじめ、彼の息子たちが眠っている霊廟になります。
グリ・アミール廟の中に入ると、いくつかの墓石があります。この墓石は、墓の位置を示したものであり、墓石の 地下3mほどの場所に眠っている と言われています。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10412348
クプカリの「クプ」はウズベク語で「たくさん、多く」を意味します。「カリ」はペルシャ語で「仕事」を意味します。
クプカリとは、 熟練した馬に乗った騎手が山羊や羊の死骸をゴールに運ぶために競い合う競技 を言います。春のお祭りであるナヴルーズと、中央アジアの人々が伝統的に結婚式を祝う 春や秋に開催 されます。
クプカリは、ウズベキスタン全土で見ることができるわけではありません。サマルカンドやカシュカダリョという地域で主に開催されます。
ウズベキスタン各地から多くの人々が観戦に来られ、賑わいます。
2018年からウズベキスタンへの観光は、ビザが不要となりました。そのため、ウズベキスタンは日本人にとってとても行きやすく場所となりました。
ここでご紹介した場所以外にも、タシケントの地下鉄構内やサマルカンドの郊外など、見どころはまだまだたくさんあります。また、ウズベキスタンには美味しい料理もたくさんあります。
ぜひ、絶景を見ながら、美味しいウズベキスタンの伝統料理も堪能してみてはいかがでしょうか?
https://www.veltra.com/jp/asia/uzbekistan/?sid=1554
余暇プランナー
北海道出身ウズベキスタン在住。旅行やおしゃれ、美味しいものが好きで日本で看護師や助産師として働いていた時に時間があれば国内・海外旅行をしていました。青年海外協力隊で派遣されたウズベキスタンで縁があり、2017年にウズベク人と結婚、現在は1児のママです。ウズベキスタンでガイド資格を取得し、世界遺産のヒヴァ「イチャン・カラ」で日本語通訳・ガイドの仕事をしています。自身の体験がたくさんの人の幸せや楽しさに繋がると嬉しいです。ウズベキスタンにご興味のある方は、https://sehrlixiva.wordpress.comもご覧になってくださいね。
在住者おすすめ!ウズベキスタン【前編】~タシケント・サマルカンドの観光スポット9選~