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基本情報を知っておくと、旅行計画を立てるのがスムーズになります。
ぜひリトアニア・ヴィリニュス旅行を充実させてくださいね。
現時点では日本からリトアニア・ヴィリニュスへの直行便はなく、ほとんどの路線がトランジット(経由)のある便となっています。
日本からリトアニア・ヴィリニュスへは乗り継ぎ便となり、乗り継ぎ地点にもよりますが、16時間から20時間前後かかります。
長時間のフライトの際は、こまめに水分補給して、ウォーキングなど軽めの運動で身体の調子を整えましょう。
リトアニア・ヴィリニュスでは、「ユダヤ文化」「世界遺産に登録されている旧市街」「美しい歴史的建造物」を体験できます。
ユダヤ文化に触れたい方、世界遺産の旧市街を散策したい方、歴史的建造物が好きな方におすすめします。
かつてポーランド領だったリトアニア・ヴィリニュスは、東西欧州の接点として、さまざまな人種の姿が見られました。
そのことから「カトリックと異文化の十字路」と呼ばれ、多様な歴史的建造物が存在しています。
リトアニア・ヴィリニュスの歴史や文化を深く感じられるおすすめスポットをピックアップしました。
聖ペテロ・パウロ教会は、ヴィリニュス旧市街の北東にある、おとぎ話に出てきそうな外観の教会です。
リトアニアのロシアからの解放を記念し、建てられました。イタリアから職人を招いて地元の職人と造られた内部は無数の彫刻で埋め尽くされ、 真っ白な天井や壁、柱はまるで雪像のよう。
どの彫刻も躍動的な動きを感じられ、見ごたえがありますよ。中には戦争の歴史を描いたものもあり、平和についても考えさせられるめ一度訪れる価値があります。
https://vilniauspetropovilo.lt/en/
ゲディミナス塔は、ヴィルニュス城が位置する丘の上に、中世の城壁の一部として建設されました。現在も街のシンボル的存在で、その歴史と美しい眺望で人々を魅了しています。
リトアニアの大公ゲディミナスが名前の由来とのこと。リトアニアの紙幣にも描かれるほど地元民にも親しまれています。
内部は、古代の武器や鎧、絵画などが展示されている博物館で、なかなか興味深いですよ。塔から眺めるヴィルニュスの街並みはまさに絶景で、特に 太陽の光が街を金色に染め上げる夕暮れ時にはロマンチックな雰囲気を醸し出します。
https://lnm.lt/en/museums/gediminas-castle-tower/
リトアニア銀行貨幣博物館は、旧市街の近くにある「リトアニア銀行」付属の観光スポットです。
実際にリトアニアの富豪の住居をリニューアルし、ラグジュアリーとユニークが共存する外観を構えています。入場無料なので観光客にとっても嬉しいですよね。内部には、様々な国の通貨が展示されていてなかなか興味深いですよ。ヨーロッパのEU圏で使われている貨幣「ユーロ」は、加盟国によってデザインが異なりますが、 全種類のユーロを見ることができます。
他にも小切手や昔の銀行の看板など、お金関連の展示が充実しています。また、大人も子どもも楽しめる クイズなど参加型の展示物も。 時期や曜日によって開館時間が異なるため、公式ホームページでチェックしてから訪ねましょう。
https://www.pinigumuziejus.lt/en/
聖霊教会は、夜明けの門から旧市街に入ってすぐのところに位置する、ロシア正教の中心的な教会です。
3人の聖人の遺体が700年前に安置されたことから、 「癒しの力がある」と地元民から信仰を集めています。 薄ピンク色で丸みを帯びた入口の門は可愛らしく、記念撮影をしている観光客の姿が多く見られます。
さらに教会内部に入ると、 外観よりもカラフル で驚くこと間違いありません。緑色の祭壇に薄いブルーの天井と、さまざまな色が使われ、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだように感じます。
教会・大聖堂巡りが趣味の方も、そうでない方も一度訪ねてみる価値ありです。
ベルナルディン庭園は、ヴィルネ川の屈曲部にある、緑豊かで美しい公園です。
散策や休憩などを楽しむことができ、観光客だけでなく地元民の憩いの場にもなっています。かつての王宮の庭園だったため、整備が行き届いた敷地内には たくさんの花が咲き誇り 、季節によってさまざまな顔を見せてくれますよ。
のどかな雰囲気を感じられる観光スポットで 子ども用の遊び場 もあるため、家族連れの方にもおすすめ。また、 庭園内はWi-Fiも飛んでいる ので、ゆったりとした自然の中でインターネットも使用できるため、ノマドワーカー(フリーランサー)をはじめ大人にとっても嬉しいですよね。
地元民のように自由気ままに過ごしてみてはいかがでしょうか。
http://www.vilniausparkai.lt/en/
冬はマイナス25度まで気温が下がり、北欧と共通の農業文化があります。
そのためツェペリナイやブルビネイ・ブリナイなど、体温を上げるジャガイモを使った料理のバリエーションが豊かです。
さまざまな国から影響を受けながらも独自の食文化を築いたリトアニア・ヴィリニュスのおすすめグルメ3選をピックアップしました。
Etno Dvarasは、ヴィリニュスで複数店舗を展開しているレストランです。
ヴィリニュスで「リトアニア料理を食べたいけど、どのレストランが良いか判断できない」という時に選んで間違いなし。リトアニア人の友人いわく、 ほとんどのリトアニア料理はここで食べられる とのこと。
ツェペリナイやじゃがいもソーセージ、じゃがいもパンケーキやじゃがいもプリンなど、リトアニアらしいじゃがいも料理が充実しています。基本的に一品当たりの量がボリューミーですが、ツェペリナイはハーフサイズもあるので、一人旅の方にも嬉しいところです。
Senoji Trobeleは、旧市街から少し離れたところにあるレストランです。
リトアニア人の友人によると、 「これぞリトアニアの味」 「スタッフのホスピタリティが良い」などの理由からイチオシだそうです。英語メニューもあるため、リトアニア初心者も安心して利用できますよ。
伝統的なリトアニア料理はもちろん、 ミードというリトアニアのはちみつ酒 を中心にお酒の種類も豊富なため、グルメなひとときを過ごせるでしょう。店内のインテリアが可愛らしく、待ち時間は苦になりませんが、人気店のため事前に予約して訪ねることをおすすめします。
Pirmas Blynasは、ベルナルディン庭園から徒歩15分程度のところにあるパンケーキ屋さんです。
他の観光スポットからのアクセスも良いので、観光中の休憩や食事にもぴったり。パンケーキはチョコレートやフルーツなどをふんだんに使った甘いものから、塩気と満足感のある食事系のものまでと、 バリエーション豊かなラインナップ。
盛り付けはアートのように美しく施され、見ても食べてもおいしいですよ。ヘルシーな ヴィーガン対応や飲み物の常温提供 など、スタッフのホスピタリティも抜群です。
「自分は甘いものが好きだけど、同行者が苦手」というシチュエーションでも安心して利用できます。
https://www.pirmasblynas.lt/eng
リトアニア・ヴィリニュスで訪ねたいスポット5選&グルメ3選を紹介しました。
ユダヤ文化が残る街並みやさまざまな建築様式の建造物は、他ではなかなか体験できず、忘れられない思い出になるでしょう。
ぜひヴィリニュス観光を通して、人生にスパイスを加えてみてくださいね。
https://www.veltra.com/jp/europe/lithuania/?sid=1554
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
【リトアニア】ユダヤ文化が残るヴィリニュスのおすすめスポット5選&グルメ3選