- 週間ランキング
ブハラのおすすめ観光スポットを紹介します。
ブハラは、ウズベキスタンの中でもタジク人が多く住んでいる地域になります。
カラーンとは、タジク語で「大きい」という意味です。
カラーン・ミナレット(塔)は、 ブハラのどの場所からも見ることができます 。
このミナレットの高さは46m、105段のらせん階段から構成されており、登ることもできます。
ミナレットの外壁は、煉瓦の積み上げ方のみで描かれた 14層の帯状の模様が鮮やか です。
このミナレットにもさまざまな伝説が残されています。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10412353
タキは、16世紀当初から宝石類や帽子、金の売買などが行われていた市場になります。
タキは、いくつもの丸屋根から構成されていて、 たくさんの職人工房があります 。
アンティークなものが好きな人には、とてもおすすめの場所です。
ブハラには、 綺麗な刺繍が施されたスザニといわれる布もたくさんあります 。
素敵なスザニや絨毯などを探している方はぜひ訪れてみてください。
https://4travel.jp/travelogue/11038093
アルク城がある地は、 2000年以上の歴史があり、ブハラ発祥の地 といわれています。
アルク城は、ブハラのハーン(王様)や家族などが住んでいたお城になります。
ハーンや家族の部屋以外にも、謁見部屋やモスク(礼拝所)、造幣所、監獄などの部屋がありました。
アルク城の上からは、ブハラの茶色い街並みが見渡すことができます。
このアルク城を人目見ようと、ウズベキスタン全土からも観光客が来られます。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10412354
ラビハウズは、1620年に造られた ブハラの旧市街の中心に位置する大きな池 になります。
ラビハウズの周辺には、樹齢数百年にもなるような大木やメドレセ(イスラム教の学校)、カフェ、レストランなどが立ち並びます。
ウズベキスタンの暑い日差しから守ってくれる大木の下で食す、ビールとケバブ、小さな土鍋のスープは絶品です!
https://4travel.jp/os_shisetsu/10412351
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿は、 「月と星の宮殿」 という意味になります。
この宮殿は、1911年にロシアの建築家とブハラの職人の手によって建てられました。
この宮殿にあるシャンデリアのために、中央アジアで最初の発電機が置かれたそうです。
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿内の 謁見部屋や応接間などの壁や、天井に描かれた鮮やか装飾は必見 です!
ハーン(王様)が使用していた西洋の調度品や中国、日本の陶器なども展示されています。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10412573
ヒヴァのおすすめ観光スポットを紹介します。
トシュ・ハウリは、17世紀に建設されたハーン(王様)の宮殿です。 ヒヴァの中でも最も豪華にタイル装飾された宮殿 になります。
トシュ・ハウリには、公務を行う謁見部屋、儀式の場や宴会等お客を招待する客間、ハーレムと言われるハーンと妻、家族の部屋など大小163もの部屋があります。
トシュ・ハウリの幾何学模様のタイル装飾と、雲一つない真っ青な空とが描き出すコントラスト は、いつまで観てもいて飽きません。
ジュマ・マチッドは、10世紀に建設されました。
マチッドとは、ウズベク語でイスラム教の人々がお祈りする「モスク」のことを意味します。
このマチッドでは、一度に約5,000人の人々がお祈りできます。
また、どの場所からも一番前でお祈りする ムッラ(イスラム宗教学者)の姿が見えるように設計 されています。
2か所の天窓から差し込む光だけが、 3m間隔に建てられた213本の彫刻柱を幻想的に描き出しています 。
柱の彫刻はすべて手彫りで、どれもデザインが違います。
クフナ・アルクは、17世紀に建設されたヒヴァで最も古い宮殿になります。
入り口のトビラの細かい材木彫刻や、謁見部屋や夏のマチッド(礼拝所)のタイル装飾が印象的 です。
クフナ・アルクのオク・シャイフ・ボボの見張り台からは、イチャン・カラとヒヴァの絶景を見ることができます。
イスラム・ホジャ・ミナレット(塔)は、 20世紀前半に建てられたヒヴァで最も新しい建築物 になります。高さは50.5mあり、50万個の煉瓦が使われています。
イスラム・ホジャ・ミナレットは、118段の階段から構成されており、登ることができます。
外壁は、12層の帯状の模様で描かれており、12の月を表しています。頂上に行くと、格子付きの窓が6つあり、 ヒヴァを一望 することができます。
https://www.advantour.com/jp/uzbekistan/khiva/islam-khodja-minaret.htm
ウズベキスタンには、各地でさまざまなミナレット(塔)があります。
どのミナレットにも似つかないミナレットがこのクック・ミノラであり、ヒヴァのシンボル となっています。
「クック」とは、ウズベク語で「青い」という意味があります。
クック・ミノラは、 別名「カリタ・ミノラ」(短い塔) ともいわれています。
円錐状の形状をしたこのミナレットには、さまざまな伝説が残されています。
ヒヴァでおすすめのグルメと、ヒヴァ郊外のおすすめ観光スポットをご紹介します。
ウズベキスタンには、さまざまな伝統料理があります。
シビット・オシュは、ヒヴァでしか食べられない伝統料理になります。
シビットとは、ウズベク語で 香草のディルを意味します 。ディルをふんだんに使ったパスタに、トマトソースベースの野菜が入った具がとても合います。
たくさんの日本人が好んで食べています。ぜひ、ヒヴァで堪能してみてくださいね。
ヒヴァから南東へ約40kmの場所に、カラジク・カラという 都城跡 があります。
カラジク・カラは、ホラズム州で最古の城跡の1つになります。遊牧民の攻撃からオアシスの農地を守るために建てられました。城壁の高さは約14m、幅は2.5mあり、 上に登ることもできます 。
カラジク・カラの目の前には、塩湖と砂風呂もあります。塩湖や砂風呂は、関節痛やリウマチ、痛風に効果があるといわれています。
周辺にはカフェやレストラン、ホテルもあり、大自然の中でゆったりできます。
ウズベキスタンの前編でご紹介したタシケントやサマルカンドとは、全く違った景色がブハラやヒヴァでは楽しめます。
ブハラやヒヴァは、 雑貨好きの方にとっては本当に飽きない場所 です。
ぜひ、異国の絶景を見ながら、かわいい雑貨と絶品グルメを堪能してみてくださいね。
余暇プランナー
北海道出身ウズベキスタン在住。旅行やおしゃれ、美味しいものが好きで日本で看護師や助産師として働いていた時に時間があれば国内・海外旅行をしていました。青年海外協力隊で派遣されたウズベキスタンで縁があり、2017年にウズベク人と結婚、現在は1児のママです。ウズベキスタンでガイド資格を取得し、世界遺産のヒヴァ「イチャン・カラ」で日本語通訳・ガイドの仕事をしています。自身の体験がたくさんの人の幸せや楽しさに繋がると嬉しいです。ウズベキスタンにご興味のある方は、https://sehrlixiva.wordpress.comもご覧になってくださいね。
在住者おすすめ!ウズベキスタン【後編】 ~ブハラ・ヒヴァの観光スポット10選+α~