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基本情報を知っておくと、旅行計画を立てやすくなるでしょう。
ぜひセルビア・ベオグラード旅行を充実させてくださいね。
現時点では日本からセルビア・ベオグラードへの直行便はなく、ほとんどの路線がトランジット(経由)のある便となっています。
日本からセルビア・ベオグラードへは乗り継ぎ便となり、乗り継ぎ地点にもよりますが、17時間から21時間ほどかかります。
長時間のフライトの際は、ストレッチなど軽めの運動をし、水分補給をこまめにして身体の調子を整えましょう。
セルビア・ベオグラードでは、「旧ユーゴスラビアの名残り」「教会・大聖堂巡り」「美しい街並み」を体験できます。
旧ユーゴスラビアの雰囲気を体験したい方、教会・大聖堂が趣味の方、散策が好きな方におすすめします。
セルビアの首都・ベオグラードには、旧ユーゴスラビアの首都でもあった歴史があります。
そのため、現在も旧ユーゴスラビアの名残りが街のところどころに見られますよ。そんなベオグラードで訪ねたいおすすめスポット5選を見ていきましょう。
ベオグラード要塞は、ドナウ川とサヴァ川の合流地点や 街の様子を一望できる展望スポット として知られています。
紀元前4世紀の建設後以降は近隣の王国や帝国に支配され、さまざまな歴史と文化を感じられるでしょう。 要塞をめぐった戦いは100回以上勃発 し、破壊と修復を繰り返してきました。現存している要塞の大半は、18世紀にオスマン帝国やオーストリア・ハンガリー帝国によって再建されたものです。
夜限定のライトアップや夏限定のイベントもあり、訪れる時期や時間帯によってさまざまな姿を見せてくれますよ。基本的に入場無料ですが、施設によっては別料金が必要なところもあるため、公式ホームページで確認しておきましょう。
https://www.beogradskatvrdjava.co.rs/?lang=en
ベオグラードにある聖サワ大聖堂は、 正教会の世界最大級の大聖堂 として知られています。
この壮大で美しい大聖堂には、セルビア正教会創始者の聖サワが祀られています。内部に足を踏み入れると、金色に輝く壮大なモザイク画に圧倒されるでしょう。
建築計画は1900年代にスタートしましたが、第一次および第二次世界大戦で中止に。さらに戦後は国の方針が社会主義政権になり、しばらく信仰が禁止され進まない状況でした。しかしやっと1985年に再び建設が開始され、2020年10月に建物が完成しました。
入場無料で毎日朝8時から夜8時まで見学可能 なため、旅行計画にも組み込みやすいでしょう。
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聖ルジツァ教会は、1867年に建てられたベオグラード要塞の敷地内に位置する教会です。第一世界大戦時に建物のほとんどの部分が破壊されましたが、ロシア人建築家によって1925年に再建されたと言われています。メルヘンチックな外観が「まるで魔法使いが住んでいる」と好評で、一目見ようと訪ねてくる観光客が絶えません。
内部に足を踏み入れると、壁や天井の神秘的で 色彩豊かな絵画やシャンデリア に目を奪われるでしょう。また、外には美しいバラの庭園があり、記念に聖水を持ち帰ることもできますよ。
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Nikola Tesla Museumは、セルビア系アメリカ人の科学者のニコラ・テスラの生涯と業績について展示している博物館です。
交流電流システムを開発し、現代の電力供給システムの基礎を築いたことで世界的に知られています。ニコラ・テスラの偉業なしでは、テレビや携帯電話、パソコンはできなかったと言っても過言ではありません。 実際の発明品や芸術的なオブジェクト が多く展示されていて、知的好奇心が刺激されますよ。
科学に興味がある方をはじめ、一般の方もニコラ・テスラの人間性に触れられ、楽しめる仕組みになっています。
https://tesla-museum.org/en/home/
旧ユーゴスラビア国防省跡地は、NATO軍の空爆によって破壊された建物で、別名「NATO空爆ビル」とも呼ばれています。
他の観光地からのアクセスも良いので、旅行計画に追加しやすいでしょう。現在はビルへの立ち入りは禁止ですが、戦争の厳しさや悲惨さを伝える存在として存在しています。
元々はボスニアの渓谷をベースに作られたオレンジ色のビルでしたが、 空爆を受けた状態のまま残されている とのこと。
戦争の痕跡を当時のまま残しているため、訪ねる際は歴史的背景を考慮し、敬意をもって見学しましょう。
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東西ローマ帝国やオスマン帝国の支配、ハプスブルク家の占領などの影響を受けて独自の食文化を築いたセルビア料理。
気候に恵まれ、農業環境が整っているため、新鮮な野菜や風味豊かな畜産物をふんだんに使った一品が多く見られます。ベオグラードでセルビアの味を楽しめるおすすめグルメ3選を紹介します。
Manufaktura Restaurant Belgradeは、ベオグラード要塞から徒歩3分のところにあるレストランです。
伝統的なセルビア料理はもちろん、アレンジを加えた新感覚の料理もあることから観光客だけでなく、地元民からも厚い支持を得ています。「Manufaktura」はセルビア語で製造業を意味し、名前の通り 食品工場を連想させるユニークな内装 。壁際にはセルビアのさまざまな食品が並び、興味を惹かれます。
カラジョルジュ・バシュニッツェラやギバニッツァは、日本人の味覚とも相性が良いので特におすすめです。ベオグラードのレストラン選びで迷ったときは、まずはこちらを訪ねてみてはいかがでしょうか。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g294472-d7385158-Reviews-Manufaktura-Belgrade.html
Zavicaj Restaurantは、ベオグラード駅から徒歩5分のところにあるレストランです。
店内はウッド調とレンガで温かみのある内装で、伝統的なセルビア料理を堪能できますよ。一品当たりの量がボリューミーながらもリーズナブルで、観光客はもちろん地元民の胃袋もつかんでいます。
豚肉と牛肉の合い挽き肉にスパイスを混ぜてこんがり焼いた ジューシーなチャバプチチ や、熱したパプリカやナス、ニンニクを植物油に漬け込んだ 風味豊かなアイバル が特に人気の模様。お腹いっぱいおいしいものを食べたい時にぴったりでしょう。
NEGRO caffeは、ベオグラードの街の中心地にある隠れ家のようなカフェです。
さまざまな色や柄をパッチワークのように組み合わせた椅子など、インテリアがユニークで話も弾みそうですね。飲み物やデザートもフォトジェニックで、見ても食べてもおいしく、観光客からも地元民からも人気があります。
コーヒーを飲んでホッとしたいお昼 にも、 おしゃれなカクテルで夜を楽しみたいとき にも使えます。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g294472-d12862327-Reviews-NEGRO_caffe-Belgrade.html
ベオグラードで訪ねたいおすすめスポット5選を紹介しました。
あまりに美しく見とれてしまう教会や大聖堂、歴史や文化について深く学べる博物館や建造物が多く、普段意識しないことも考えさせられるかもしれません。
ぜひベオグラード観光を通して、今まで触れてこなかった歴史や文化に触れてみましょう。
https://www.veltra.com/jp/europe/?sid=1554
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
【セルビア】激動の時代を越えてきたベオグラードで訪ねたいスポット5選&グルメ3選