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バルセロナの食文化は、地中海料理とカタルーニャ伝統料理が交わっていて、代表的な料理はパンにトマトを塗った「パ・アンブ・トマケット」やカタルーニャ風パスタ「フィデア・カタラナ」などがあげられます。
他のスペインの都市と同じくタパスも親しまれ、ピーマンのフリット「パドロン・ペッパー」やカタルーニャ風パン「パナ・カタラーナ」が人気度が高いです。
シンプルながらも、こだわりのある新鮮な食材を惜しみなく使うバルセロナのグルメ情報を紹介します!
Cerveceria Catalanaは、スペイン出身の建築家であるアントニオ・ガウディに手掛けられた「カサ・ミラ」と「カサ・バトリョ」の近くにあるタパスバルです。
「Cerveseria」はスペイン語で「ビアホール」を意味し、様々なビールやワインとともに、新鮮な食材を使用したスペイン料理を楽しめるので常に観光客と地元民で賑わっています。
カウンター席もあるので、一人でも気兼ねなく訪ねやすいところは嬉しいですね。
生ハムの「ハモン・イベリコ」や獅子唐辛子に近い「パドロン・ペッパー」などの定番からオリジナルまでと、 タパスも種類豊富 に揃っているので、お気に入りを見つけられるでしょう!
スペインのレストランは午後にシエスタ休憩を設けているところが多いですが、Cerveceria Catalanaはノンストップ営業で、 好きなタイミングで訪ねられます!
人気店ゆえに予約不可で行列ができることが多いですが、回転は早いため 早めに訪ねてスタッフに名前と人数を伝えて待つ ことをおすすめします。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10337873
Quimet &Quimetは、 1914年創業の老舗バル で、地元民からも愛されていています。
天井の高い大きな赤い扉を潜り抜けた店内は全て立ち飲み席ですが、閑古鳥が鳴く暇もないほど賑わっています。
魚介類の高級缶詰 を生ハムやチーズ、ハチミツなどと組み合わせた ピンチョスは絶品 で、感動しました!
タパスはアートのように、こだわりのある食材が小さいキャンバスのような皿に盛り付けられ、色とりどりで食欲がそそられること間違いありません!
カウンター越しに店主や料理人と話したり注文したりできるのも、 旅行の醍醐味 になるでしょう。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10397981
Els Quatre Gatsは、カタルーニャ広場の近くにある、19世紀末設立のアール・ヌーヴォーの建物内のレストランです。
バルセロナの公用語・カタルーニャ語の口語で「ごく少数の人々」を「4匹の猫」と表し、レストランの名前の由来となっています。
パブロ・ピカソ や サルバドール・ダリ 、 ファン・ミロ や アントニ・ガウディ など スペインの有名な芸術家からも愛されてきました!
Els Quatre Gatsの内外では 芸術家の作品が多数展示されている ので、食事しながら芸術鑑賞できて充実したひと時を過ごせるでしょう。
地中海料理をベースにした創作料理がメインで、 地元の新鮮な魚介類を使った料理 がおいしく、地元民も注文していました。
カフェやバーも併設 されていて、昼間はミニハンバーガーなどの軽食やコーヒー、夜はスペインのワインやシャンパン、カクテルなど楽しめるのも嬉しいですね!
https://4travel.jp/os_shisetsu/10002603
El Cafè de la Pedreraは、 アントニ・ガウディの建築物「カサ・ミラ」の中にある カフェ兼レストランです。
スタッフにカフェ利用かレストラン利用か聞かれ、カフェ利用の筆者は大理石の美しいテーブルに案内されました。
ガウディからインスピレーションを得た天井のデザインは、 まるで海の中にいるような気分 にさせてくれます!
筆者がカサ・ミラの見学後に立ち寄った時は、他の利用客がいなかったので、ひたすらガウディの世界に浸って独り占めしていました。
手頃なお値段で、 世界遺産の中で心ゆくまでコーヒータイム を過ごせるなんて、かなり贅沢ですよね!
ランチのタパスやデザートもリーズナブルでおいしそうだったので、試してみる価値ありです!
https://www.cafedelapedrera.com/en/
Cafeteria Foyerは、ガウディの恩師であるモンタネールによって設計された カタルーニャ音楽堂内にあるカフェテリア です。
コンサートやイベントの前後に、 歴史と芸術を感じられる空間 で、リーズナブルに軽食やドリンクを楽しめるのは嬉しいですね!
筆者は昼の音楽堂見学ツアー後に利用し、ピンチョスとパウンドケーキ、ウィンナーコーヒーを注文したら、程よくお腹いっぱいになりました。
ステンドグラスや内装の装飾が美しく 、次の観光地に行くまでゆっくりランチ兼コーヒータイムを楽しむのも良いでしょう!
「見学ツアー予約できなかった」「コンサートは敷居が高い」と思う方も、音楽堂の外からも入れるので、是非利用してみてはいかがでしょうか。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10587144
バルセロナは街並みが美しく、観光スポットもグルメも充実しているので、訪ねるだけでも楽しめます。
更に楽しいバルセロナ観光にするために、イベントにも参加してみてはいかがでしょうか。
バルセロナ観光中に参加しやすく、思い出に残りやすいイベント2選を紹介します。
CINEMA LLIURE A LA PLATJAは、バルセロナ市内のビーチ・バルセロネータで行われる、 無料の野外映画祭上映会 です。
透き通ったきれいな海をバックに大型スクリーンが設置 され、 美しい砂浜の上で自主製作映画を鑑賞 できるなんて開放的ですね!
参加の際は砂がつきにくいように、ビーチマットを持参すると、より快適に過ごせること間違いありません!
上映される映画は古い作品から最新作まで、ヨーロッパ映画やラテンアメリカ映画など、様々なジャンルの作品がスペイン語や英語、フランス語などの言語で上映されます。
近隣にはレストランやバルも連なっているので、 上映会の参加前後に食事 で立ち寄れるのも嬉しいですね!
正式な開催日時は「2023年6月から8月」 としか発表されていませんが、2022年は6月29日から8月11日の期間で開催されていました。
Festa Major de Gràciaは、グラシア地区で毎年8月中旬に開催されるお祭りです。
グラシア地区は、かつて バルセロナ郊外の村 であったたため、独自の文化や雰囲気が残っています。
地区内の各通りが花や手作りのオブジェなどで装飾され、フォトジェニックで幻想的になるのでカメラを持っていきましょう!
装飾は通りごとに異なり 、1番美しい通りを決める競技会が行われるため、地元民にとって大切な行事の1つであることが明白ですね。
また、音楽やダンス、ストリートパフォーマンスなども開催され、地元民や観光客で賑わいます。
夜になると、地元のレストランやバルで特別なメニューの提供やイベント開催があり、更に盛り上がりを見せるでしょう。
公式ウェブサイトによると、 2023年の開催日は8月15日から8月31日 とのことです。
バルセロナを訪れた際には、是非グラシア地区に足を運んで、参加してみてくださいね!
https://www.barcelona-tourist-guide.com/ja/ibento/gracia-fesutibaru/gracia-baruserona-fesutibaru.html
いかがでしたでしょうか。
筆者の体験談を加えて、家族や友達におすすめしたい観光スポット・グルメ情報を紹介しました。
ガウディゆかりの地 でもあるスペイン・バルセロナは、 至る所がフォトジェニック で目移りすること間違いないでしょう!
この記事を参考に、是非バルセロナ旅行を楽しんでくださいね!
https://www.veltra.com/jp/europe/spain/barcelona/?sid=1554
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
【スペイン】バルセロナ観光が何倍も楽しくなるグルメ5選&イベント2選