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日本列島の主要4島のうち、最も小さな四国。
本州からのアクセス方法が限られている ため、今まで一度も行ったことがないという方は多いでしょう。
都道府県ごとにおさえておきたい、定番の旅行スポットを紹介します。
愛媛県の道後温泉は、 日本三古湯の1つ になっている歴史ある温泉です。
聖徳太子や正岡子規など、訪れたとされる著名人は数え切れません。
古くは万葉集に登場し、 夏目漱石の小説『坊ちゃん』でも描かれています。
そんな道後温泉を代表する道後温泉本館は、重要文化財に指定されています。
建物や街並みの景観から、歴史を感じてみましょう。
道後温泉本館のほか、 道後温泉別館 飛鳥乃温泉、椿の湯 も営業しています。
いずれも道後温泉駅から徒歩5分の好立地です。
https://dogo.jp/onsen/honkan
江戸時代に築かれた愛媛県のシンボル、松山城。
現在の天守閣は、1784年に落雷で焼失した後、1852年に再建されたものです。
松山城には 21の重要文化財 があるため、足を運んだ際は見逃さないようにしましょう。
ちなみに松山城二之丸史跡庭園は、 恋人の聖地としてパワースポットになっています。
プロポーズや結婚式の前撮りの場所として人気なので、意中の相手がいる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
https://www.matsuyamajo.jp/
桂浜は、 高知県を代表する景勝地 です。
土佐民謡「よさこい節」でもうたわれるほど、地元の人々に愛されています。
太平洋の潮風を感じながら砂浜を歩く贅沢な時間は、忘れられない思い出になるでしょう。
そして高知県の偉人といえば、坂本龍馬。
桂浜には、 太平洋を見つめる坂本龍馬像 が設置されています。
横にある展望台からは坂本龍馬と同じ目線で、太平洋を眺めることができます。
桂浜周辺は都市公園である桂浜公園や、坂本龍馬記念館といった観光スポットが密集していて、訪れた人を飽きさせません。
https://www.city.kochi.kochi.jp/site/kanko/katsurahama.html
香川県にある金刀比羅宮は、「 こんぴらさん 」の愛称で親しまれています。
御本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇。
農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されています。
金毘羅宮は参道口から続く石段が有名で、 御本宮まで785段、奥社まで1368段あります。
参道には重要文化財が多くあるため、忘れず確認しましょう。
宝物館に陳列されている、「十一面観音立像」「象頭山社頭並大祭行列図屏風」は特に有名です。
https://www.kotohirakankou.jp/spot/entry-53.html
父母ヶ浜は、香川県三豊市にある海水浴場です。
約1kmのロングビーチが広がっていて、 夏には多くの海水浴客が訪れます。
フォトジェニックなスポットとして人気なのが、干潮時に砂浜に現れる潮だまり。
空と海が反射する美しい光景は、まるで ウユニ塩湖 のようだと話題になりました。
絶景写真を撮影するなら、干潮時の夕暮れ時がおすすめです。
「瀬戸の夕凪」と呼ばれる風のない時間帯は、水面が波立たず綺麗に撮影できます。
公式サイトでは、絶景の見頃をカレンダーで確認できますよ。
https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/
鳴門海峡に発生する「渦潮」は、 世界3大潮流の1つ。
大鳴門橋の車道下に設置された海上遊歩道「渦の道」からは、約45mの高さで渦潮を覗き込むことができます。
展望室にある ガラス張りの床から覗き込む渦潮は、迫力満点です。
渦潮は日によって見頃の時間帯が異なります。
公式サイトでは1時間ごとの出現期待度を確認できるので、欠かさずチェックしましょう。
また、渦の道は、博物館「大鳴門橋架橋記念館エディ」、全長68mの観光エスカレーター「エスカヒル鳴門」とのお得なセット券を販売しています。
https://www.uzunomichi.jp/
四国にある愛媛県、高知県、香川県、徳島県は、それぞれ魅力的な観光スポットを有しています。
定番スポットであっても、行ったことがないという方は多いと思います。
これまで知らなかったという方は、実際に足を運んで四国を満喫してみてはいかがでしょうか。
余暇プランナー
フリーランスのWebライター。1997年生まれ。新潟県出身。現在東京都在住。旅行・イベントをはじめ、幅広いジャンルの記事を執筆中。国内・海外問わず旅行が好きなので、多くの場所へと足を運びたいと考えています。新しい知識を学び続け、わかりやすく情報を発信できるよう心がけています。趣味は読書・映画鑑賞・チェス。