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ロシアのウラジオストクは、日本の成田空港・関西国際空港から2時間半ほどでアクセス可能 です。街も小さめで2泊3日程度の弾丸旅行にもおすすめ。
ウラジオストクは、世界で最も長い距離を走る鉄道である「シベリア鉄道」の東の起点でもあります。緯度は北海道の札幌と同じで低めですが、夏は比較的温暖で観光しやすいのもポイント。
ウラジオストクはロシア海軍の基地がある港町で「日本から一番近いヨーロッパ」とも呼ばれています。 ノスタルジックで独特の雰囲気があり、インスタ映えスポットも多くあるので、女性にもおすすめの観光地 です。
ロシアの公用語はロシア語です。 観光客が多いレストランやホテル以外では、英語も通じないことが多い ことは覚えておきましょう。公共交通機関の表記にも英語表記がなく、ロシア語しか書いていないことが多いので、公共交通機関を利用する難易度は高いかもしれません。タクシーの運転手もロシア語しか通じないことが多いので、翻訳サイトなどを使ってコミュニケーションが取れるように準備しておくのがおすすめです。
ウラジオストクに行ったら訪れたいおすすめの観光スポットをご紹介します。ウラジオストクの街角には多くのストリートアートがあり、ストリートアートを探しながら歩いてみるもの楽しいですよ!
「ウラジオストク駅」はシベリア横断鉄道の終着駅 として知られており、100年以上の歴史があります。 歴史的な雰囲気が漂うモザイクアートなど、駅内部の美しい装飾 が見どころ。
ウラジオストク駅のすぐ隣には、客船ターミナル「海の駅」があり、港を眺められる隠れたスポットなので、駅を訪れたら一緒に観光するのもおすすめです。
「グム百貨店」は100年の歴史を持つ老舗百貨店 です。クラシカルな雰囲気があり、百貨店には見えないような美しい建物です。ウラジオストクでは最大級のショッピングスポットなので、お土産はここで探すのもおすすめ。
百貨店の周辺には、 インスタ映えするカフェや雑貨店 があり散歩も楽しめますよ。
「噴水通り」は、地元の人や観光客で賑わう魅力的なエリア 。噴水がいくつも並び、港の水平線を眺めることもできます。「噴水通り」といわれていますが、正式名は「アドミラーラ・フォーキナー通り」といいます。
通りの両サイドにはショップやカフェが並んでいます。 終日歩行者天国になっていて、夜も多くの人で賑わうウラジオストクきってのおしゃれストリート です。
ウラジオストクにはおしゃれなインテリアが特徴のカフェがたくさん 。ロシアの伝統的な料理や飲み物を楽しむことができるカフェもありますよ。
私が特におすすめのお店は「フスピシュカ」と「ウフ・トゥイ・ブリン」 です。
「フスピシュカ」は、グム百貨店の裏にあるエクレアの専門店 です。可愛いエクレアがショーケースにズラッと並んでいます。種類ごとにトッピングが違い、1個が小さめなので数種類楽しむのもおすすめ。お店は小さめですが、店内にイートインスペースもあります。
「ウフ・トゥイ・ブリン」は噴水通りにあるブリヌイの専門店 です。ブリヌイはロシアのクレープのような食べ物。甘いスイーツ系からしょっぱい食事系まで、さまざまな種類があります。日本語のメニューもあるので、安心して注文できます。
ウラジオストクに行ったらぜひ食べて欲しいおすすめのグルメを紹介します。どれも本場の味を楽しんでみてください。
「ボルシチ」は、ロシアの伝統的なスープ料理 。ビーツをベースにした鮮やかな色と深い味わいが特徴的です。野菜や肉がたっぷり入っていて、香辛料でアクセントがついています。
お店によって味も違うので、いろんなお店で食べ比べてみるのもおすすめです。
「ビーフストロガノフ」は、ロシア発祥の煮込み料理 。牛肉・玉ねぎ・マッシュルームを炒めてスープで煮込んだ後、サワークリームを加えるという作り方が一般的です。ハヤシライスと似ていますが、サワークリームを使用するのが一番の違いです。柔らかく煮込まれた牛肉とサワークリームが絶妙にマッチしていてとても味わい深く、ぜひ味わってほしいロシア料理の一つです。
「ペリメニ」は、小麦粉で作ったもちもちとした生地に、ジューシーな具材がたっぷり詰まったロシア風の餃子 。一般的には牛肉や豚肉・玉ねぎなどが具材に入っていて、ソースや酢をかけて食べます。ペリメニの専門店もあり、専門店ではさまざまな具材のペリメニを楽しむことができますよ。
「ピロシキ」は、ロシア風のパン 。外はサクサクで、中には挽肉・キノコ・ジャガイモなどさまざまな具材が詰まっています。街角の屋台から専門店まで、さまざまな場所で食べることができます。ロシアのピロシキは、主食やおかずになるような具材だけでなく、ジャムや煮つめた果物が入っている甘いピロシキもあり、おやつに食べることもあります。
ウラジオストクは港町なので、 新鮮な海鮮料理を楽しむことができます 。 カニ・牡蠣・エビ・ホタテなどさまざまな海鮮が比較的リーズナブル に食べられますよ。特に「カムチャッカカニ」という日本では「タラバガニ」と呼ばれているカニが有名です。
シーフードレストランはたくさんありますが、日本語のメニューを用意しているレストランも多いですよ!
今回はロシアの港町「ウラジオストク」についてご紹介しました。
ロシアはなんとなく、遠い・寒いから観光に向いていないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ウラジオストクは日本から2時間半ほどで行くことができ、夏場は過ごしやすい気温なので、観光におすすめです。
私が訪れた際は、日本人観光客はあまり見かけませんでしたが、中国人や韓国人観光客は多く、実は人気の観光地です。定番の観光地には飽きたと感じている方は、ぜひウラジオストクを訪れてみてはいかがでしょうか。
余暇プランナー
都内在住の旅行大好きライターwamiiです。海外は20ヵ国程度、国内はほぼ全都道府県へ行きました。普段は会社員ですが、まとまった休みは必ず旅行に行っています。なかなか長期の休みが取りにくいので、弾丸旅行が多いです。お仕事が忙しい方でも行けるような旅行プランをご紹介したいです!絵画が好きで、旅行に行く際はその土地の美術館に足を運んでいます。
【ロシア・ウラジオストク】日本から2時間半!ヨーロッパのような穴場の観光地