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梅雨の時期になると、 ピンク色や水色、紫など色とりどりの花を咲かせる紫陽花 。小さな花がたくさん集まったふんわり丸い可愛らしい姿は 梅雨の季節の癒し ですね。
実は紫陽花の花びらのように見える部分は、葉が変形した「がく」といい、本当の花ではありません。 本当の花びらは「がく」の中 にあります。紫陽花の中を覗いてみると 小さく可憐なお花 が顔を出しますよ。
紫陽花の原産国は 日本 で古くから自生しており、「万葉集」にも紫陽花の歌が詠まれています。
「ガクアジサイ」は 花の周りの花びらにみえる部分(がく)が「額縁」に見える ことから 「額アジサイ」 というそうです。
紫陽花は 色が変わるのが大きな特徴 ですが、なぜ変わるのでしょうか。
それは 「土壌の水素イオン指数」 によるもので、花に含まれるアントシアニンと土壌に含まれるアルミニウムの化学反応によって起きます。 「酸性は青色」「アルカリ性はピンク色」 へと変化します。
信州では、 6月下旬~8月上旬頃 まで紫陽花を楽しむことができます。(長野県は南北に長いので地域によって開花時期のズレがあります)
約10,000本 もの紫陽花が咲き乱れる 飯山市の「高源院」 さん。別名 「あじさい寺」 とも呼ばれ、毎年多くの観光客が訪れ 参道の石段を囲む紫陽花 を楽しんでいます。お寺を背景に、雨に濡れた紫陽花を写真に収める人の姿も多く見られます。
https://www.togarionsen.jp/tour/kougenin/
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中野市の高台に位置する 「東山公園」 。4月には桜の名所として多くの花見客で賑わうこの地は、 梅雨の時期になると紫陽花で彩られます。
公園内にある「日本土人形資料館」の下には 「あじさいの道」 が整備され、 紫陽花に囲まれながらの散策 を楽しむことができます。高台からは 北信五岳 を見渡すこともでき、 花と山の両方を味わえる人気のスポット です。
https://www.go-nagano.net/topics_detail6/id=2590
中野市にある 「谷厳寺(こくごんじ)」 さん。 参道を彩る紫陽花 がお寺まで続きます。 静けさの中、6,000本もの色とりどりの紫陽花を観賞 できる趣深い紫陽花スポットです。
また、こちらのお寺さんでは「お釈迦様のうんち(運智)」を授かることができます。気になる方は是非♪
https://www.nakanokanko.jp/spots/25
中野市の 「釜上地蔵(かまうえじぞう)」 の紫陽花は、駅からの お散歩がてらのお花見 にぴったり!県道358号線沿いに鎮座する 「釜上地蔵」の周囲に咲き乱れる多彩な紫陽花の共演は圧巻 です。
https://www.city.nakano.nagano.jp/docs/2014011602458/
長野市篠ノ井の 「長谷寺(はせでら)」 さん。株数は70本と多くありませんが、 お寺の方たちが大切に育てており今は100を目指しているのだ とか。お寺の風景と紫陽花の趣に惹かれ、NHKの方が取材に訪れたこともあるそうです。お寺さんの愛情を受けてすくすくと育った 青や紫、ピンクに白と彩り豊かな紫陽花 に出会えますよ。
長野市の 「蓮台寺」 さんも 紫陽花の名所として有名 です。地域の方々が植えた 2,300本 もの紫陽花が参道や山門手前に咲き誇り、見ごたえは十分! 種類も色も豊富 なので、自分のイチオシの紫陽花をぜひ見つけてください。
https://www.city.nagano.nagano.jp/n205100/contents/p003248.html
上田市の塩田平には 「あじさい小道」 と呼ばれるなんとも 素敵な散策路 があります。中禅寺から前山寺までの 1.2kmの道のりには、約30,000本もの紫陽花 が咲き乱れます。7月中旬に開催される 「あじさい祭り」 にも毎年多くの観光客が訪れます。
https://www.city.ueda.nagano.jp/site/kankojoho/5769.html
https://www.city.ueda.nagano.jp/site/kankojoho/14791.html
シーズンには 約7,000本 もの紫陽花が咲き乱れ、静かな杉林を彩る 「武石あじさい公園」 。公園内の清流の中にある遊歩道は涼やかで、 鮮やかな色と香り、そしてせせらぎ と五感すべてを開放してお楽しみください。
※令和元年10月の台風19号で紫陽花が被害を受け復旧途中のようです。2023年の状況について詳しくは上田市にお問い合わせください。
https://www.go-nagano.net/topics_detail6/id=1420
約80種、1,500本 もの紫陽花が咲き乱れる松本市の 「法船寺」 さん。高台にあり 眺望が美しい ことでも有名です。境内のあちらこちらに紫陽花が植えられていますが、特に 境内北側の紫陽花は圧巻! 毎年多くの観光客で賑わい、人々の目を楽しませてくれます。広い駐車場からは 松本平と北アルプス が望め、ベンチでゆったりとしたひとときもおすすめです。
https://visitmatsumoto.com/spot/%E6%B3%95%E8%88%B9%E5%AF%BA/
中信地方のあじさい寺といったらココ! 松本市の 「弘長寺」さん です。 90種、1,000本 の紫陽花が植えられており、品種名の書かれた看板があるのも嬉しいところ。 かなり人気の紫陽花スポット なので、シーズン中は混雑していることもあります。互いに譲り合って、紫陽花を傷つけないよう大切に鑑賞しましょう♪
https://visitmatsumoto.com/spot/%E5%BC%98%E9%95%B7%E5%AF%BA/
最後に、 南信地方のあじさい寺といったらココ! 伊那市の 「深妙寺(じんみょうじ)」 さんです。 約200種、2,500本 あまりの多種多様な紫陽花の共演が楽しめます。こちらは 紫陽花の名所として有名 で、梅雨の時期には毎年多くの観光客が訪れます。広い境内は傾斜があるので歩きやすい靴がおすすめ。 本堂前から続く遊歩道の紫陽花散歩は心が洗われる ようです。
https://www.inadanikankou.jp/spot/page/id=131
梅雨の時期、 散策路は足場が悪くなります。 転倒を防ぐため 歩きやすい靴 が良いでしょう。また、突然の雨にも注意してください。
場所によっては駐車場のないところもあります。 事前に駐車場所を確認 しておくと安心です。路上駐車などで地元の方々に迷惑をかけないようにしましょう。
トイレの無い施設もある のでご確認ください。
紫陽花を大切に育ててくださる方がいるから私たちも楽しめます。 施設を大切に 使いましょう。
上にあげた「例年の見ごろ情報」は目安です。 天気によって開花状況は変わる ので、気になる方は各施設に問い合わせてください。
じめじめとした梅雨に私たちに元気をくれる紫陽花。ぜひ、紫陽花パワーで明るく梅雨を乗り切りましょう♪
余暇プランナー
元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。
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