ベトナムといえば、ホーチミンやハノイのたくさんのバイクが行き来しているようなイメージではないでしょうか。リゾートビーチのイメージはあまりないと思います。

ですが、ベトナムにも美しいリゾートビーチがあるのです。今回はそんなビーチリゾートの中でもおすすめしたい「フーコック島」の魅力をお伝えします!

ベトナムってどんなところ?

まずはベトナムの地理、首都、言語、物価について簡単に紹介します。

ベトナムの地理

ベトナムは東南アジアの中心、インドシナ半島の東南端にあります。北は中国、西はラオスとカンボジア、東と南は東シナ海とタイ湾に接していて、南北に細長い形をしています。そのため北部、中部、南部では少し風土や食文化、気候などが違っています。

また、ベトナムにはおよそ1000ほどの島があり、その島々は手付かずの自然が残った美しい砂浜などがあり、ビーチリゾートとして訪れる最高の場所としても知られています。

ベトナムの首都「ハノイ」と第二の都市「ホーチミン」

ベトナムの 首都は「ハノイ」 。ハノイは北部に位置し、経済と文化の中心となっています。観光名所になっているヨーロピアンな雰囲気の 「サイゴン中央郵便局」 「サイゴン大教会」 や、ベトナムの歴史と伝統を感じさせる歴史的建造物があります。また、世界遺産となっている ハロン湾 へは、ハノイを拠点にして行くことができます。ハロン湾へはハノイから車で4時間程度です。青く広大な海に浮かぶ数千の岩と鍾乳洞を眺めてのクルージングを楽しむことができます。

そして、 近代都市として発展している「ホーチミン」 。ホーチミンは南部に位置し、日中も屋台が多く出ており、賑わいのある都市です。また、ミトーの メコン川クルーズ へ行くには、ホーチミンを拠点にすると良いでしょう。ホーチミンから車で約2時間で行くことができます。手漕ぎのボートでジャングルをめぐる体験はとても貴重ですのでぜひ興味のある方は行ってみてください。

ハノイもホーチミンもバイクの数が非常に多い街 です。街中に常にクラクションの音が鳴り響いていますし、夜中でもクラクションの音はどこかしらから聞こえているような街です。

私が初めてベトナムに行った時、バイクが大量な道路を渡りたいと思っても怖くてなかなか渡れませんでした(笑)一応信号が付いているのですが、日本とは違い、歩行者優先ではない気がします。気をつけて渡らないと危ないと感じました。ですが、そんなバイクが大量の風景を見られるのもバトナムに来た!という気持ちになるかと思いますよ。

https://www.veltra.com/jp/asia/vietnam/ho_chi_minh/?sid=1554

ベトナムの言語

言語は ベトナム語 です。都市部のホテルや大型レストランなどでは、英語が通じるところもあります。

私が2022年4月にハノイに行った際には、 屋台や小型のレストランではほとんど英語が通じません でした。そのため、ジェスチャーや指差しでどうにか注文していました。物を注文する程度のベトナム語を知っていくと困らないかと思います。

ベトナムの通貨と物価

ベトナムの通貨は「ベトナムドン」です。VNDと表されます。2022年11月9日現在では、 1ベトナムドン=0.0059円 ほど。ベトナム紙幣は全部で10種類あります。一番大きいお金の紙幣が「500,000ドン」です。ベトナムドンは数字の桁が大きいので、最初のうちは円計算がしづらいかもしれません。

円に直す計算方法 としては、いくつかありますが、分かりやすいのは 「0を2つ消して2で割る」方法 です。

例えば「500,000ドン」紙幣一枚は、0を2つ消して5000÷2で2500円となります。ただし、円安の影響で正確に計算すると、現在500,000ドンは約2950円となっています。近々旅行をベトナムに決めた方は、この計算方法をして、それよりも少し高いぐらいだと思っておくと良いでしょう。

物価は日本よりもはるかに安い です。500mlの水はだいたい5,000ドン(約30円)。地元カフェのコーヒー1杯20,000〜40,000ドン(約120〜250円)。ローカルレストランや屋台の食べ物は、30,000~50,000ドン(約180~300円)です。

レストランに関しては、観光客向けであったり、立地がよかったりすると値段は高くなると思ってください。また、ローカルフード以外(韓国料理やアメリカン料理)のお店もあまり安いと感じないかと思います。

私はお酒が好きなので、ベトナム料理屋台へ行き、料理とビールを楽しみました。ビールも日本に比べるとかなり安くてお酒好きには嬉しいですよ! サイゴンビールやハイネケンなどが20,000〜30,000ドン(約120〜180円) でした。

ハノイやホーチミンでは、夜になると賑わう通りがあるので、そこに行って夜の雰囲気を楽しむのもおすすめです。

「フーコック島」とは?

フーコック島の場所と行き方

フーコック島はベトナム南西部、シャム湾にある ベトナム最大の島 で、サンセットが美しいと有名です。

日本からフーコック島までの直行便はありません。 そのため、ハノイまたはホーチミンで国内線に乗り換えてフーコック島に行きます。位置的にはホーチミンの方が近いので、 ホーチミンを経由地 にする方がいいでしょう。ホーチミンからは、 国内線で約1時間 です。

フーコック島の気候

フ―コックの気候は、1年を通して温暖な熱帯性モンスーン気候です。特徴としては、 乾季、雨季、暑季 があり、乾季が11月~4月、雨季が6月~10月、暑季が4月~5月です。乾季の時期が一番過ごしやすいでしょう。

フーコック島をおすすめする5つの理由

現地での出費を抑えられる

ベトナムの通貨と物価の中でもお伝えしましたが、 ベトナムはとにかく物価が安い です。

フーコック島はリゾートビーチなのでベトナムのローカル価格と比べると少し相場が高くなっていますが、それでも日本に比べると安いです。

せっかくの旅行なので、 旅行先でお金を気にせず食べたいもの、欲しいものを買いたい ですよね。海外のリゾートビーチというとハワイなどを思い浮かべる人がいるかと思いますが、ハワイに行くと航空代はもちろん、現地でのホテル代、食費などかなりの費用がかかってしまいます。

フーコック島ならそんな心配なく、 ホテルも比較的安い値段でプール付きのリゾートホテルに泊まれますし、食費だってたかが知れてます。 お金の心配をせずに目一杯楽しむことができますよ!

日本の寒い冬の時期がフーコック島では最適時期!

フーコック島の乾季は11月〜4月。その時期は、 雨が少なく、天気の良い日が多い です。 気温も25度 くらいと ビーチで過ごすにはぴったりな時期 なのです。またその期間でも、 12月〜3月がより海も安定していて、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツにおすすめなベストシーズン となります。

日本がちょうど寒い冬の時期にベトナムに来て優雅な時間を過ごすなんて、最高ではありませんか?

どこのビーチにも負けない綺麗な海

透き通った海と白い砂浜が 特徴です。ダイビングやシュノーケリングをすれば珊瑚礁なども見えるはず!

自然が残った綺麗な海でマリンスポーツをして楽しむのも良し、昼間からビーチでお酒を飲んでまったりするのもいいですね。

また、ビーチやリゾートホテルにフールサイドなどでサンセットをみるのもおすすめです。

夜の雰囲気も素敵

夜になると、ナイトマーケットが開催しています。ライトアップされた街の雰囲気を楽しむことができるでしょう。屋台で食べ歩きを楽しんだり、お土産屋さんを覗いてみたり、夜もまた楽しむことができるのもフーコック島の魅力です。

シーフードが新鮮で美味しい!

アイランドということもあり、海鮮レストランが多くあります。そこでいただく シーフードはどれも新鮮で美味しい! ビーチ沿いに多くレストランがあるため、海を眺めながら食べられるのもいいですよね。

さあ、魅力あるフーコック島へ!

いかがでしたか?今回ご紹介したフーコック島はこの冬の時期だからこそおすすめできる場所になります。

この冬はなるべく費用を抑えてリゾートビーチでのんびりしませんか?今後の旅行先として、ぜひ検討してみてください。


ゆき

余暇プランナー

初めまして。好きなことは、旅行、キャンプ、温泉、サウナ、サーフィン、野外フェスなど。大学時代にマレーシアとカナダへ留学に行ったことを機に、自分の知らない世界を知ることの面白さを実感しました。新たな人との出会いも、旅行ならではの面白さだと思います。家族や友達との旅行はもちろんですが、一人で旅することもまた面白いなと、最近になりとても感じ始めました。自分の書いた記事が、誰かの旅のきっかけになってくれたら、嬉しいです。

今年の冬はベトナムのリゾート地・フーコック島で過ごしませんか?おすすめする5つのポイント

情報提供元: YOKKA
記事名:「 今年の冬はベトナムのリゾート地・フーコック島で過ごしませんか?おすすめする5つのポイント