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アウトドアには様々な昆虫がいますが、 「かゆみ」という点で特に気を付けるべき3匹 がいます。
日本にいる蚊の種類はおよそ 100種類 とも言われていますが、アウトドアで特に気を付けたいのは ヤブ蚊 。家で寝ているときによく耳元で「プ~ン」と飛んでいる蚊(アカイエカ)とは異なります。ヤブ蚊にもいろいろありますが、代表的なのは ヒトスジシマカ です。時に 感染症の媒体 になる危険性もあります。
https://www.earth.jp/mushicare/mushi03/
蚊よりもサイズが小さく、 刺されていることに気づきにくいブヨ 。ブヨのせいで アウトドア計画がおじゃんになる ことも。かく言う筆者も、長野県の上高地でキャンプをしていた時、顔を2か所ブヨに刺され翌日の登山途中に顔が腫れ上がり片目がふさがりやむなく撤退し病院で点滴を受けたことがあります…。 まさにアウトドアの大敵!
応急処置: ポイズンリムーバーでブヨの唾液成分の毒を吸いだし、患部を水で洗い、温める (毒を中和し、しこりを柔らかくするため)
その後の処置:腫れが強いときは冷やす。ステロイド配合のかゆみ止め軟膏を塗る。炎症がひどい場合は皮膚科受診をしてください。
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa16/q06.html
蜂に似た風貌 のアブ。蜂との簡単な見分け方は 目 です。アブは ハエのように大きな目 をしています。 体も大きくブンブンと大きい羽音を立てる ため、近づいてくるだけで恐怖を感じます。
アブは大きく分けて3種類おり、 花の蜜を吸うアブ 、 アブラムシなどを餌とするアブ 、そして 吸血するアブ がいます。当然 危険なのは吸血アブ 。家畜をターゲットにするアブもいますが、 人間の血を好むアブ もいます。
https://www.earth.jp/gaichu/wisdom/sonota/abu.html
ちなみに3匹とも産卵期のメスのみが吸血します。オスや産卵期以外のメスは花の蜜などが主食。メスは赤ちゃんに栄養を届けるため命がけで人に近寄って血を吸っているのです。母の想いは分かるけど…、やっぱりかゆい!
呼吸をやめることはできないし、体温を無くすこともできません。また、汗をかくたびに汗拭きシートで体を拭き続けるのも現実的ではありません。つまり人間が彼らの縄張りに行けば、彼らはおのずと寄ってくるのです…。
そんな彼らにも 苦手なもの があります!
それはズバリ、
です!
肌を露出しなければ刺される部分も減ります。特に刺されたらダメージの大きいブヨやアブがいそうな場所に行くときは、 長袖長ズボン を心がけましょう。また、ブヨは服の上からも刺してきます。刺されやすいのはレギンスなどのピタッとしたタイプの服。ある程度ゆとりのある服装がおすすめです。
白、黄色、ピンクなどの明るい色の服 を着ると、虫たちのアプローチを防ぐことができます。また、日本人は黒い髪の方が多いので、 明るい色の帽子 をかぶるとなお良いです。
手足を刺されるのも嫌ですが 、顔を刺されると一大事 です。 ネットで顔を保護し物理的に彼らをシャットアウト すればもう完璧!
ネットが帽子に付いているタイプ(収納可) と ネットのみ のものが販売されているので、自分の好みの方を選んでください。
https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=379400
人間の英知、 虫よけスプレー はアウトドアには欠かせません。虫よけスプレーの原理は、 人間の肌に薬剤を処理しておくことで、虫の感覚器官を麻痺させ吸血までに至らせないもの です。
大切なのは、 ヤブ蚊、ブヨ、アブに効果のある虫よけスプレー を使うこと!対象害虫を必ず確認しましょう。
また、虫よけスプレーは汗をかくと流れてしまいます。 こまめにスプレーをして防衛 しましょう。服の上からもかけると更に効果的。
https://www.earth.jp/pest-control/insect-repellent/otc/index.html
防虫と言うと 蚊取り線香 を思い浮かべる方も多いと思います。ただ、普通の蚊取り線香では蚊しか退治できません。
アウトドアでおすすめなのは、林業の方も使っているという 「パワー森林香」 ! 燃焼時間は5~6時 と長く、そのパワーは名前の通り強力!BBQを楽しむ方は四方に置いて焚いておけばOK、山歩き等の移動をする方は専用ケースに入れて腰やザックに携帯すると良いでしょう。
https://e-kodama.jp/product.html
肌の弱い方 、また お子さんがいる方 は市販の虫よけスプレーを躊躇してしまうかもしれません。そんな時は ハッカ油スプレー がおすすめです。 天然のハッカオイルで手作り虫よけスプレー を作りましょう。意外と簡単に作れますよ♪
https://www.kenei-pharm.com/hakkayu/column/life-style/column17/
そのまま使えるスプレータイプも売られています。
https://hakka.be/product/mintoil/
入念に防衛していてもふとした拍子に刺されてしまうこともあります。そんな時に慌てないために、 最低限持って行くことをおすすめするのが以下の3点 です。
ブヨ・アブにはポイズンリムーバーの使用が重要 。刺された直後の使用であれば有効です。
https://www.bousaikan.jp/439130.html
患部を洗い流すのには 清潔な水 が必要です。アウトドアの最中は近くに水場がない時もあります。また、水があっても清潔とは限りません。飲料用でお茶やスポーツドリンクを携帯する方も多いですが、 水があると飲料としても応急処置としても使える ので1本持っておくと便利ですよ。
ヤブ蚊やブヨ、アブに刺されると 強いかゆみや炎症などの症状 がでます。 ステロイド配合の薬が有効 です。ステロイド配合の強さによって「ストロング」「ミディアム」「ウィーク」とランク分けされているので、お子さんには「ウィーク」が良いでしょう。
https://www.shionogi-hc.co.jp/hihushiruwakaru/steroid-column/04.html
虫との戦いは敵を知ることから始まります!敵を知り、その弱点を掴むことで勝利への道は開けます!自分に合った方法で、ぜひ楽しいアウトドアライフを満喫してください♪
余暇プランナー
元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。
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