沖縄県の東海岸に位置する車でおでかけできる離島、「浜比嘉島(はまひがしま)」の魅力について伝えていきます。

今回、浜比嘉島の中でもとくに魅力的な3つのスポットである、アマミチューにある「おしゃべりおばあカフェ」、スローな空間「比嘉」の街並み、清ら海ファームを挙げて紹介します。

この記事を読むことによって、浜比嘉島のローカルかつスローなスポットを知ることができるので、非日常を楽しみたい方や心をスローペースにしたい方は必見ですよ!

また、記事の中に現地の人とのやりとりや、様々な場面の写真を散りばめているので、読んでいるうちに、いかにも旅行に行った気分にさせてくれると思います。

しばし、お楽しみください。

浜比嘉島の情報とアクセス

浜比嘉島は沖縄県うるま市の与勝半島から東にある離島で、那覇空港からは約45kmの場所に位置し、 車で約1時間30~45分程度 で到着します。

那覇空港から高速道路を使っても県道を使っても、時間には大差なく浜比嘉島へ到着することが可能です。交通アクセスについては、離島であるにも関わらず車が主であり、バスや船等交通手段がないのが特徴。

与勝半島(屋慶名)→海中道路→平安座島→浜比嘉大橋の順に車両で集落の中へ行くことができます。

交通の参考情報

https://www.hamahiga-resort.jp/access/

アマミチューにある「おしゃべりおばあカフェ」

読んで字のごとく、アマミチューにあるカフェです。

エメラルドの海に囲まれたアマミチュー。

そこに続く海中道の突き当りにあるこのカフェには、涼やかな波の音と心地よい潮風に、明るく元気なおばあさんの甲高い声が響き渡ります。

気さくに誰にでも声をかけてくれるこのおばあさんこそ、 人懐っこい沖縄人(うちなーんちゅ) の等身大ともいえるかもしれません。

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アマミチューとは?

アマミチューとは、沖縄に伝わる「 琉球開びゃく伝説 」の中で登場する男女の神様のうちの一人であり、男の神様の名前です。正確に言うと「アマミチューの墓」と称されるこの場所は、豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願するパワースポットとして知られ、地元住人から観光客まで幅広い人々が訪れる場所です。

島の小高い所にある祈願所には、神々しい岩盤や木々から偶然ながらも後光が差し、心が洗われるような気がしました。

さすが、神の島と呼ばれる浜比嘉島のパワースポット!

ただし、10段程度の段差の大きい階段が通じているほか、海際の道などは滑りやすいため、転倒や転落などのケガに注意しましょう。

おしゃべりおばさんカフェが最高!

このパワースポット、シルミチューの墓で働くおしゃべりおばあさんのカフェが最高なんです。

まず、食べ物がおいしい。

ワンカップぜんざいやシークァーサーもずくが 全部100円

看板も手作りで、独特のサブタイトルの言い回しに魅力を感じる・・・♡100円でこのクオリティは他にない。他にもメニューはありますが、断然この2つはおすすめ!

パワースポットで感銘に浸った後は、カフェのベンチでひと休み。エメラルドカラーと浸食岩がコラボする海を見ながら、舌鼓を打ってはいかがでしょうか。

おばあさんは 通称「みっちゃん」 といわれるそうで、定休日や出店日、時間曜日もすべて気分次第だそうですが、大抵はいらっしゃいます(笑)。

こんなところが沖縄らしくて最高にフランクですね。

出店しているときに行けたあなたはラッキーかも!おすすめです!

スローな空間「比嘉」を歩く

浜比嘉島の「比嘉」は、 独特な雰囲気を持つ集落 です。そこは、普段の日常では感じられない異空間。一歩足を踏み入れれば、時間を忘れて練り歩けるほどのスローな風情と魅力がこの集落にはあります。

出迎えてくれる涼やかなフクギ並木

もともと沖縄の文化として、防風林や日よけとしても植えられるフクギ。

昔より人々より愛され、すくすくと育ったフクギ並木は、今でも強く優しく涼やかにそびえたち、集落を海の強風から守り、一方で根本の鮮やかな花々とともに人々に癒しを与えています。

フクギの涼やかで、大きな生命力を感じられる風景を見たい方は、是非「比嘉」の集落を練り歩いてみて下さい。

感動すること間違いなしです。

古民家の街並み

比嘉には、古民家が立ち並んでいます。

昔ながらの瓦屋根や、ブロック塀を使っていない石垣塀がスローな風情を漂わせます。車が通ることのできない狭い路地には石垣塀が使われている所もありますよ。

狭い路地通りには、島民の方々の居住間口になっている所も多く、踏み固められた地面を見ると、より島民の生活感を感じることができます。

現代から少し離れたいときにおすすめできる「 異空間への道 」ともいえます。

サンダルでも気軽に散歩できる、比嘉の散策を是非おすすめしますよ!

ヤギと遊ぶ!

浜比嘉島には、車道よりしばらく山道へ入っていくと、 「清ら海ファーム」という牧場 があります。

ここは、ヤギやポニー、アヒルなどの動物を見て楽しむことができる施設で、牧場から浜辺まで数百メートルの距離をヤギと散歩できるサービスがあるんです。

「浜辺とヤギ」。

なかなか思いつかないコラボレーションですが、楽しいアトラクションですよね。他にも、リーズナブルに楽しめるサービスもあります。

https://urumajikan.com/portfolio_page/churaumifarm/

リーズナブルに子ヤギと楽しむ

100円出すだけで、子ヤギとたわむれることができるサービスがあります。片手で握れる程度の枝付き葉っぱの束を渡されると・・・

子ヤギが大群で押し寄せてきた!!!

でも怖くない。むしろかわいい・・・

子ヤギに対して親心までわいてくるようなこのサービスは、100円でいいの?と思ってしまうほどでした。

牧場スタッフさんに話を聞くと、子ヤギたちにもそれぞれ命名されているそうで、スポーツ万能な子、足が少し悪いから甘えん坊になっている子、やたら人懐っこい子など、性格も様々とのこと。

こんな、かわいい子たちへの餌やり体験、またやりたいと思うこと間違いありませんよ!

浜辺でヤギを散歩

浜辺までのヤギさんとの散歩は、予約を入れておくことで体験することができます。

もし予約が取れなくても、子ヤギとたわむれたり、ポニーとのどかな時間を過ごしたり、大人から子供まで十分に楽しめる牧場となっています。

全てのサービスを500円内で利用できるので、リーズナブルに楽しめますし最高です。なお、牧草地があり、雨の日にはぬかるみもあると思うので、晴れた日に行くのがおすすめです!

本島とは違う、沖縄の雰囲気を感じよう

いかがでしたか。

浜比嘉島は「神の島」と呼ばれ、少し神秘的で固いイメージを持つ方がいるかもしれませんが、案外ラフに楽しめる場所であり、また、簡単に車でいける離島なので非日常を手軽に手に入れられる異空間でもあるのです。

沖縄県うるま市にある「浜比嘉島」。

是非、行ってみてください!

https://www.veltra.com/jp/japan/okinawa/?sid=1554


ジニパー

余暇プランナー

あらゆる未開の地を自由にこじ開けていく40歳、沖縄居住者のジニパーと申します。 派手さはないけど、「シンプルな沖縄の心地よさ」をテーマに、沖縄を舞台とした自然と食べ物と人とが調和する風景をお届け。 趣味は、週末の隙間時間で行く妻との沖縄ドライブ旅行。

【沖縄】ヤギやおばちゃんと遊べる?本島から車で行ける離島「浜比嘉島」を楽しめるスポット3選

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【沖縄】ヤギやおばちゃんと遊べる?本島から車で行ける離島「浜比嘉島」を楽しめるスポット3選