メープルシロップは子供から大人まで広く愛されている甘くておいしいシロップ。カナダが産地だということは広く知られています。

今回はカナダ・メープルの日にちなんでメープルシロップの魅力や、日本から近いカナダの町・バンクーバーについてもご紹介していきます。

カナダメープルの日とは?

カナダ・ケベック州に事務局を置き、カナダ産メープルシロップの販売促進などを行うケベック・メープルシロップ生産者協会が制定した記念日。

10月5日という日付は、「メープル街道」の メープル(カエデ)の紅葉の季節 であることから、また 葉の形が数字の5に似ている ことから決まったもの。

日本でカナダ産メープルシロップが普及されることを目的として、2020年(令和2年)に制定された比較的新しい記念日です。

メープルシロップとは?

メープルシロップとは、 サトウカエデなどの樹液を濃縮 したシロップ。主にホットケーキやワッフルにかけたり、お菓子に用いられ、カナダの名産品として有名です。

形状の違うものとして、固体状になるまで凝縮したメープルシュガーや、クリーム状にしたメープルバター、メープルティーなどもあります。

カナダはサトウカエデがたくさんあり、育つ環境として、とても優れた土地。特に、 ケベック州は世界のメープルシロップ生産量の年間平均72% を占めているといいます。

メープルシロップのすごい効果!

メープルは自然の中で育ち、収穫されたもの。 自然の恵みがたっぷり 詰まっています。

メープルシロップに含まれる成分は、

  • カルシウム
  • 亜鉛
  • マグネシウム
  • カリウム

など、日本人が食生活で不足しがちな成分をバランスよく含んでいます。

それだけでなくビタミン、タンパク質、アミノ酸、有機質、ポリフェノールなど栄養が豊富に含まれていて、自然で収穫される甘味料の代表格・ はちみつと比べても栄養価が高い のだとか。

また 低カロリーで低糖質 のため、糖質制限やダイエットをしている人にもおすすめの食品です。

メープルシロップは 製造過程で殺菌 されているので、無添加でやさしい食品。子供でも安心して食べられます。

また、忘れてはならないのが アンチエイジング効果

メープルシロップには豊富な ポリフェノール が含まれていますが、ポリフェノールは抗酸化作用が強く、気になりがちなシミやそばかすなど紫外線による作用を取り除く美肌効果まで期待できるといいます。

しかしポリフェノールは水に溶け出しやすい性質を持つので、 効果は長時間は持続しません 。毎日摂取するのがいいかもしれませんね。

メープルシロップの取り入れ方

メープルシロップは日本では主にパンケーキにかけるシロップとして有名ですが、カナダではその他にも色々な使い方がされています。

メープルシロップは酸味、塩味を緩和する だけでなく、苦味や辛味など、あらゆる 味と調和してさまざまな調理が可能 。甘いパンケーキだけでなく、ベーコンやハムなどの「おかず系」とも相性が良く、お互いを引き立たせる効果もあります。

また、砂糖やはちみつの代わりとして、ヨーグルトにかけたりドリンクに混ぜたりすると 朝食や間食にぴったり です。

実は日本食とも相性がよく 、魚や肉の臭みを消してくれるので下ごしらえに使ったり、酢飯を作る時にみりんの代わりにしたりと意外な使い方もあるそう。

他の甘味料に比べると低カロリーではありますが、摂りすぎには注意しましょう。

今は通販や日本の食料品店でもカナダ産メープルシロップが簡単に入るので、気になる方はぜひ食生活に取り入れてみて下さいね。

日本から近いカナダ・バンクーバーを紹介

日本からカナダに行く場合、トロントまたはバンクーバーを思い浮かべる方が多いかもしれません。直行便がでているこの2都市は日本人にも馴染みがありますよね。

トロントは東海岸なのでかなり遠いのですが、バンクーバーは西海岸で日本からも比較的近い都市。直行便だと8時間ほど、ハワイに行くのと同じくらいの時間で到着できます。日本とも交流が深く、現地に住む日本人や留学生も多くいます。

バンクーバーではメープルシロップがたくさん買える

バンクーバーはメープル街道の都市ではありませんが、 質の良いカナダ産のメープルシロップは市内のいたるところで購入することができます。

特に大きな都市なので、スーパーマーケットや高級食品店、お土産店、メープルシロップ専門店などなど選択肢はたくさん。街中をショッピングする際にはぜひ色々なメープルシロップを比較してみましょう。

メープルシロップは、大きいサイズだけでなく お土産用のかわいいサイズや詰め替え用のもの まであり、安いものだと、1つ約$3ほどから購入できます。瓶そのものが結構重さがあるので、気になる方は詰め替え用を探して購入するのもいいかもしれません。

あまりたくさんのメープルシロップを購入すると、バッグがとても重くなってしまい重さ制限に引っかかることもあるかもしれないので注意しましょう。

カナダ・バンクーバーの観光名所

今回はそんなゆかりのあるバンクーバーの観光名所も少しご紹介したいと思います!

ギャスタウン

ギャスタウンはバンクーバー発祥の地といわれる街。

レトロな石畳の道やレンガ造りの建物など、古い建物がそのまま残る街並みで観光客にも人気です。特にシンボルとも言われる蒸気時計はフォトスポット。

オシャレな店やおいしいレストラン、お土産物やさんなどが集まる、必見の場所です。メープルシロップを扱うお店もたくさんあります!

スタンレーパーク

バンクーバーのダウンタウンから徒歩で訪れることができる広大な公園がスタンレーパーク。展望スポットからはバンクーバーが一望できる、雰囲気抜群の公園です。カナダ最大の水族館「バンクーバー水族館」もここにあります。

ゆっくりお散歩したりバンクーバーの街の空気を味わうにはとってもおすすめの場所です。

イングリッシュ・ベイ

憩いのビーチとして知られるのがイングリッシュ・ベイ。

とっても綺麗な夕陽をみることができます よ!日光浴やピクニック、散歩、スポーツなど皆がそれぞれに楽しんでいる空間で、平和に楽しめます。

カナダ・プレイス

コンベンションセンターやトレードセンターという施設がたくさん入っているエリアがカナダ・プレイス。大型クルーズ船のターミナルにもなり、入江に面しているためバンクーバーの街並みが綺麗に見えます。

ここでぜひ楽しんで欲しいのが フライオーバー・カナダ という施設。4Dスクリーンでカナダの大自然を遊覧飛行で楽しめる新感覚のアトラクションですが、とってもリアルでカナダを丸ごと楽しめると人気です。

バンデューセン植物園

広大な敷地を誇るバンクーバー最大級の植物園。イングリッシュガーデンだけでなく世界各国の庭を表現したエリアでは四季折々の植物を楽しむことができ、さらには迷路などのちょっとした施設も人気。メープルももちろん園内にあります。

カフェのアフタヌーンティーも人気です。美しい花を眺めながら一息つくのもいいかもしれません。

カナダメープルを味わおう

メープルシロップ、そしてバンクーバーについてお伝えしてきました。

今は気軽には行けないカナダですが、落ち着いたらぜひ行きたい国のひとつです。秋にはメープルが綺麗に色づき、とても綺麗な光景が見られます!

そこから収穫されるメープルシロップももちろん絶品。ぜひいつかバンクーバーで本場のメープルシロップを堪能して下さいね。


ゆかた

余暇プランナー

金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。

【10月5日はカナダメープルの日】メープルシロップの魅力&なじみ深い街の紹介

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【10月5日はカナダメープルの日】メープルシロップの魅力&なじみ深い街の紹介